暁 〜小説投稿サイト〜
SAO 〜青の剣士達〜
第1部 SAO
7話 黒の剣士と青の剣士
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言する

「グリーンの奴が獲物を見繕って、オレンジの奴らがそれを襲う.......そんなギルドがあるんだ」

「ふ〜ん.....どうして?」

「この前、あるギルドを襲っただろう」

「ああ、あの弱いギルドね」

「そのギルドのリーダーがあだ討ちをお願いしていたんだ......牢獄に入れてくれってな」

「あなたに、こんな気持ちが分かりますか?」

「何それ.....私そんな事いうやつ嫌いなのよ。だけど、2人で何が出来るっていうの?」

そういうと、ロザリアさんは指を鳴らした
すると、人が出てきた......その数、十......そして、そのカーソルはまがまがしいオレンジ.....

「キリトさん!タクヤさん!」

「大丈夫、僕達が転移してって言うまでそこで見てて」

「ああ」

私は不安になりさらに大きな声で

「キリトさん!タクヤさん!」

すると、その中の1人が

「キリト?タクヤ?盾無しの片手剣......黒いコートに青いコート.......まずいぞ!
ロザリアさん.....こいつら......ベーターテスタ上がりの<<黒の剣士>>キリトと
<<青の剣士>>タクヤ.....攻略組だ!」

その声にあたりがざわめく

「攻略組......」

私はある程度予想はしていた
あの、モンスターを1撃で倒していたのだから

「こ、攻略組.....そんな訳ないじゃない......攻略組がこんなとこにいるわけない!
ただの、コスプレ連中だろうさ」

「そうだ!攻略組ならいっぱい金持ってるぞ!やっちまえ!」

「キリトさん!タクヤさん!」

「まずは、<<黒の剣士>>からだ!」

十人がキリトさんに切りかかっている

「やめて!キリトさんが死んじゃう!」

「大丈夫だよ、よく見てごらん?」

「え?」

そういわれ、キリトさんのHPを見る
少しずつ減ってはいるがすぐに元に戻ってしまう

「何だ、こいつ?」

「俺のレベルは78、HPは1万4000程、バトルヒーリングによるHP回復は十秒で600だ
お前達の攻撃は十秒で400ぐらいといったところだな。これじゃ、俺を倒す事はできない」

「そんな、バカな.....」

「さて、どうする?」

もう、だれも、抵抗する者はいなかった

「コリドー・オープン」

そして、次々と飛び込んでいく.......ただ一人ロザリアさんを除いて

「転移.....」

「させないよ?」

いつの間にかタクヤさんがロザリアさんの結晶を取り上げていた
そして、首を捕まえると放り投げた

「これで、よし」

「ごめんな.....君をこんな目にあわせて」

「いえ」


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