6・交流、決闘
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動してるだけだから、んで俺は嫌いな物はないな、肉は好きだけどな」
呼ばれ方に動きを止める大和に変わり元が答え
「っと、ごめん…俺も特に嫌いなのはないかな」
再起動した大和も答える。
「というか川神院じゃ栄養を考えた食事をワン子が中心になって考えてるしな」
「島津寮も作れる人がそこ等辺考えてくれてるし」
「そうなのか、義経たちも九鬼では栄養を考えた食事だぞ」
「私はそのほかに川神水だけどね」
そんな話をしつつ食事終了。
「そいや大和、放課後は?」
「あぁ、ヒゲ先生といつもの所だ」
「なるほど」
放課後の予定を聞いていると
「大和は義経の決闘みないのかい?」
「見ても良く判らないしね、ゆっくりするよ」
「へぇ」
弁慶がそんな事をきいて、興味深そうに微笑む。
「俺は義経の決闘を見させてもらうかな、楽しみだ」
「む、その期待にこたえられるよう全力で頑張るぞ」
元の言葉に微笑む義経。
そして放課後、200人くらいのギャラリーが見守る中、義経との決闘が始まるが…初戦の生徒会長…南條・M・虎子、骨法の使い手で、色々とエキセントリックな少女…をかわきりに皆瞬殺されていく。
そして、軽い休憩を挟みつつ、本日最後はどうやらワン子が相手らしい。
お互いに構え…ワン子が先手で薙刀を打ち込めば、それを義経が弾き、返す刀で義経が打ち込むと、ワン子もそれを弾く。
段々とお互いの動きがはやくなり、あたりにはキンッ、キンッと金属が打ち合う音が響き、少し後…ワン子が義経の一撃をかわし一旦距離を取り、上段から強く切り下す。
「あ、それじゃっ」
元の言葉の間にモ振り切られる薙刀…それを紙一重で後に少し飛んでかわし、着地の瞬間一気に踏み込んで義経の一撃っ!
義経の一撃が隙の出来たワン子を弾き飛ばし、勝負あり。
ワン子と義経はお互いの健闘を称えあっている。
暫くしてギャラリーも引けた頃、大和と弁慶もやってくる。
「残念だったなワン子」
「一寸焦っちゃったね」
「うん、でも負けたけど良い経験になったわ」
大和と京の言葉に頷くワン子。
「しかし、義経は身軽だな、飛燕の如くだ」
「見切りも良いし、一瞬の判断力も高い、強いな」
褒めるクリスと元に
「一子殿も凄いな、義経は感激した」
答える義経。
「さて、皆もちったしそろそろ帰るか?」
「うむ、そうしよう」
元が声を掛け、義経達も門を出て行く。
其処へ丁度取り巻きをつれた紋白がでてきて、皆に挨拶をしている所だった、隣にはヒュームではなくクラウディオ…
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