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もしもこんなチート能力を手に入れたら・・・多分後悔するんじゃね?
10,5話 続・お悩み相談室拡大版
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上の年齢だったらもっとイケナイ感じになるわねぇ』
『ふ、2人ともなんでちょっと楽しそうなの?』
『そういうすずかも〜?』
『ちょっと顔が赤く〜?』
『なってないから!』
『ん〜・・・方法はいろいろかな。ドストレートに直訴、無視して怒りをアピール、家出で怒りをアピール、母親に助けてもらう、生贄(ともだち)をバリアにする、逆にこっちから強引に責め立てる、そのままちょめちょめな関係になる・・・』
『最後のは駄目だからね!?これ全校放送してるのに何考えてるの本当に!?』
『まぁまぁ座りなさいよ。顔真赤になってるけど何想像してたの?』
『そそそ想像なんてしてないもん!!』
『・・・まぁこんな沢山の人が聞いている場でこういう相談をしてればそれ自体が”こっちは本気だぞ”っていう牽制にもなるから、保護者さん達の井戸端会議力で抑制することは出来るかもね!』


相談その7:

『んん?そろそろ終了の時間かな?いやー6つも答えたの初めてじゃないかな?』
『言われてみればそーね?普段なら多くて5通止まりなのに』
『これじゃ次の人が最後ってことでいいかな?』
『『いいともー!』』
『えーそれでは・・・ペンネーム”お前の血は黄色”さんから・・・

「数日前、親がお話してるのをこっそり盗み聞きしてしまったのですが、もしかしたから私は将来、とても遠い・・・友達と連絡も取れなくなるほど遠い場所へ引っ越さなければならないかもしれません。多分、中学校を卒業したころにはそこへ行くことになると思います。私の周りには面白くて楽しい人たちでいっぱいですが、彼等とも別れなければいけない日が来ると思うとどうしても心が沈んでしまいます。かといって引っ越しは私の家の複雑な事情があるので取りやめには出来ないし、私自身必要なことだと理解できてます。引っ越しまでの間、私はどうするべきなのでしょうか。後ろ髪をひかれないために皆と距離を取るべきなのでしょうか?私には分かりません。」

・・・ほうほう、なかなか深刻な相談だね。先ずは二人の意見を聞こうか!』
『私なら距離は取らない。隠し事もしない。そして私が居なくなってもみんなが忘れられないような思い出をたくさん作ってアルバムにしまうかな』
『私は・・・避けちゃうと思う。仲良くしてると別れが辛くなるっていうのはあると思うし・・・悲しませるくらいなら距離を取るよ』
『うーん二人とも対極の意見だね。私個人としてはアリサちゃんの考えの方が好きだけど、すずかちゃんの意見も結構真理だと思うんだよねー』
『・・・でも』
『ん?』
『でも、やっぱり友達が突然いなくなったりしたら悲しいと思うな。今のこの人にだって友達はいると思うし、何にも言わずに行っちゃったらそれはそれで傷つくよ』
『そだね。今までの信頼がまるで嘘だったみたいに勝
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