きれいな声
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デート中、アリエスはダメージで呼び出せない、ジェミニはルーシィに影響されている。
持っている黄道十二門の星霊が誰1人として呼び出せないエンジェルはカエルムを構え、ルーシィへと駆けだす。
――――――が、それよりも早く、最後の小さい長方形が満たされた。
「頼んだ・・・ルーシィ・・・」
「ヒビキ!」
知識を与え終えたヒビキは力尽きたように倒れ込む。
それを慌ててルーが支えた。
「天を測り、天を開き、あまねく全ての星々、その輝きをもって我に姿を示せ・・・ナトラビブロスよ・・・我は星々の支配者。アスペクトは完全なり、荒ぶる門を解放せよ」
ルーシィは呪文のようなものを唱え始める。
それと同時にエンジェルの周囲に光る球体がいくつも現れた。
「全天88星」
金髪が揺れる。
目を閉じたまま、ルーシィは呟いた。
「な・・・何よこれぇ!ちょっ・・・」
次々に現れる光の球体は星の様で、エンジェルは動揺を隠せない。
「光る」
ルーシィがカッと目を見開いた――――――――瞬間。
「ウラノ・メトリア!!!!」
星空は輝いた。
「きゃああああああ!!!!」
星空のような輝きがエンジェルを包み襲い、一瞬にしてエンジェルはボロボロになる。
「!?」
エンジェルが宙を舞う。
ヒビキとルーが笑みを浮かべてルーシィを見つめ、ルーシィはハッと正気に戻った。
「きゃふん」
「ひっ!」
ボロボロになったエンジェルが落下してきた事にルーシィは体を震わせる。
―――――が、ウラノ・メトリアを喰らったエンジェルは動かない。
「・・・!?あれ?」
ルーシィはキョトンとした表情を浮かべた。
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