スーパーロボット大戦OG外伝
0542話
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らな。新型機に慣れてない奴等の相手になって貰う」
これが修羅やらデュミナスの手の者ならもちろん俺も出撃するが、既に碌に戦力が残っていないノイエDCが相手だ。恐らく一番の高性能機でもガーリオンといった辺りだろうから、俺が出るよりもムウやイザークといったこのOGs世界でまだあまり経験を積んでいない者達に戦闘経験を積んで貰おう。スレイやムラタのように機体の乗り換えを行った者達に対しても同様だ。
レモン、コーネリア、オウカに関しては保険と言った意味合いが強いだろうな。
「マリュー艦長、レーダーに反応。目標の街には22機の機体がいる模様です」
シロガネが移動を始めてから数分。ブリッジメンバーの量産型Wがそう報告をしてくる。
にしても20機か。ノイエDCの残党にしてはかなりの戦力を持っているな。
「機種は?」
「リオン7機、ガーリオン3機、バレリオン5機、ランドリオン4機、フュルギア3機となっています」
フュルギアとか、また随分と懐かしい機体を出してきたな。まぁ普通の戦車と比べるとホバータンクである分、機動力は高いんだろうが。それにしても物持ちがいいと言うべきか、貧乏性と言うべきか。
「敵機がこちらに出て来る様子は?」
「ありません。全機が街中でこちらを待ち受けている模様です」
「……まぁ、そうよね。わざわざこちらの有利な戦場に出て来てくれる筈もないか。コーネリア、聞こえている?」
「ああ、民を人質に取るとは見下げ果てた奴等だな」
「それはしょうがないわよ。何しろノイエDCとは言っているものの、殆どテロリストも同然らしいし。けど、その分だけ厄介よ。街に被害をなるべく出さないようにお願いね」
「任せろ。エキドナ、ムラタ。お前達2人の機体は特機である以上、街中で戦闘するのは厳しいだろう。他の機体を追って街の外に出た奴を狙え」
「了解しました」
「承知」
「その他の機体は、ASRSを展開して一気に接近。私の合図と共に攻撃を。……いいか、くれぐれも街には被害を出すなよ。そんな事も出来無いようでは、シャドウミラーの名折れだぞ」
コーネリアの指示と共に、向こうに気取られないようにASRSを展開したまま出撃するコーネリア達。実力だけで言うのなら量産型Wを使うまでもないのだが、今回の場合は敵が街に立て籠もっている為に人手が多ければ多い方がいい。いや、それでも俺はこの場で待機なんだけどな。
「敵はこちらの様子に気が付いていそう?」
「いえ、この距離ではまだ気が付いていないと思われます」
「そう、なら奇襲に関しては上手く行きそうね」
さすがに半ば山賊と化しているノイエDCにレーダーの範囲が広い旗艦とかに使えるライノセラスの類を用意するのは無理だったのだろう。
「各機配置に着いた様子です」
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