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IS【インフィニット・ストラトス】《運命が変わった日》
【第294話】
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の子はいつだって美人さんになりたいものよ〜? ほら、お姉さんが今より美人さんになったら嬉しいでしょ?」


 ……既にルックスもスタイルも充分だと思うのは俺だけだろうか?

 ……何にしても、やると言った以上やらないと何をされるか分からないのでとりあえず腿をに触れてみると――。


「ひゃん……っ。 ……ヒルト君、手付きがえっちぃ〜♪」

「し、仕方ないでしょう! マッサージ何てしたことないのに……」


 反論しつつも、解す様に腿を揉んでいくのだが――。


「んん……ッ! ……あ、……あ……ンッ……!」

「〜〜〜〜〜〜!!」


 妙に艶っぽい声をあげる楯無さんに、いちいち反応するのは俺の欲望の塊。

 ……これ、壁が薄かったら絶対えっちしてるとしか思われないよな……。

 声は気にしつつも、腿を丹念に揉んでいくと楯無さんが――。


「ンッ……ヒルト……くん。 お尻も触って……?」

「…………ッ!?」


 まさかお尻を揉むとは思わず、流石に戸惑いを隠せないのだが……断ればどうなるか分からず――。


「へ、変な声は出さないでくださいよ……?」

「ん……。 可能な限り……ね?」


 振り向いた楯無さんの頬は紅潮していて、また枕に顔を埋める。


「……セクハラって言わないでくださいね?」

「うふふ。 ……お姉さんが許可出したのに言わないわよぉ……。 早くもんで……? 座りっぱなしでお尻も凝ってるのよぉ……」


 甘ったるい甘え声が、妙にエロく感じつつ、恐る恐る手を楯無さんのお尻に近付け――触ると。


「んンッ……! ……はぁっ……」

「……ッ!」


 まるで吸い付く様な肌触りで更にボリュームのあるお尻。

 ……ヤバい、鼻血出そう。

 そう思ったのも束の間、部屋のドアが開く音が聞こえ、ビックリした俺は天井に届きそうなぐらい飛び跳ね、慌てて楯無さんの身体にシーツをかけると同時に寝袋探すふりをした。

 そんな様子をクスクスと笑いながら楯無さんが見ながらワイシャツのボタンをシーツの中で閉めて。


「……ただいま。 ……ヒルト、なにしてんだ?」

「何って……寝袋探してるんだよ――あったあった」


 そう言って取り出した赤い寝袋を床に放り投げると――。


「ふーん。 ご苦労な事だな」

「…………」


 ……今からでもベッド、占拠してやろうかと思ってしまった。


「じゃあヒルト君、織斑君も。 明日私は早いからもう寝るね? おやすみなさい」

「あ、はい。 楯無さんおやすみなさい」


 そう言って身体を壁側に向けた楯無さんからは直ぐに寝息が聞こえてきた。

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