◆2 こたつの上の決闘 前編
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メージ計算時系の効果も無効にできる優れものだ。
さらにヘッドギアは1ターンに1度戦闘破壊されない。
本当ならリードブローを立てたかったが、この手札では仕方ない。次のターンに回すとしよう。
「なら俺のターンだな。カードドロー」
さて、お手並み拝見と行くか。
義之のデッキは想像がつかない。何が来るのか…
「うん、これなら。俺は、黒竜の雛を召喚!さらに黒竜の雛の効果により墓地に送り…」
黒竜の雛、ということはまさかあの伝説の黒き竜?!
「現れよ!真紅眼の黒竜(レッドアイズ・ブラックドラゴン)!」
真紅眼の黒竜
ATK/2400 DFE/2000
レッドアイズ。その歴史は古く、デュエリスト城之内が使うエースカードとしても有名だ。
その脅威は進化の可能性。変幻自在に姿を変える姿から可能性の竜という通称もあるくらいだ。
こんなところでレッドアイズと相まみえるとは…こいつは、燃えてくるぜ!
「さっそくバトルだ!レッドアイズ!ヘッドギアを攻撃!黒炎弾!」
「ヘッドギアは攻撃表示の時には1ターンに一度戦闘で破壊されない」
「だが、ダメージは受けてもらう!」
ライフ4000→2600
「くぅ、先制パンチとしては効くぜ」
「そりゃどうも。メイン2。俺はカードを2枚伏せてターンエンドだ」
「ねぇ、これどうなってるの?」
「俺が勝ってて、あっちが劣勢ってことです。」
「たかが2ターンだろ、勝手に劣勢にすんな!」
2ターン目経過
アリト 2600
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義之 4000
いきなり1400のダメージ。さすがに容赦はしないらしい。
だが良い攻撃だった、こいつはいいやつだ。こっちも本気で行かせてもらうぜ!
「俺のターン、ドロー!」
いつもの癖で滝を斬るようなドローを繰り出す。
さくらが憧れの目で見てくる。新鮮なのだろうが、汗水たらしてドローの訓練をする成果がこれだ。
そしてこれがデュエリストとして当たり前なこと。義之はそんなにドローの訓練をしてないと見える。
これはあとで訓練しに行かないとな…。
っとそんなことより目の前のことに集中しよう。
相手は2400を誇る可能性の竜。俺の手札には突破する手立てがあるが、伏せカードが気になる。
だが、リードブローなら突破できるはず。
「俺は、魔法カードバーニングナックル・スピリッツを発動!」
バーニングナックル・スピリッツ
デッキトップを墓地に落とし、墓地のBKを守備表示で特殊召喚する。
「俺はデッキトップ、BKカウンターブローを墓地に送りスイッチヒッターを特殊召喚する!」
BKスイッチヒッター
ATK/15
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