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初音島の剣闘士
◆2 こたつの上の決闘 前編
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と同じってどういうことなんだろうか…?
まぁいいか。そんなことより俺は疑問に残っていたことを質問してみた。

「ところで、お前はデュエル出来るのか?」

「は?」

 手元にあるデュエルディスクをちらつかせつつ質問をするが、動揺している。

「デュエルだよデュエル!遊戯王だ。出来るのかって言ってるんだ」

「いやまぁ、デッキは一応持ってるけど…」

「ならやろうぜ!お互いを知るには拳と拳でぶつかり合うのが一番だからな!」

「今からか?!俺明日の準備とかあるんだけど…」

「いーじゃんいーじゃん!ゆーぎおーだっけ?ボクにも見せてよ!」

 さくらの後押しが義之の防壁を折ったのか、何とかデュエルまでこぎつけた。
あとは思う存分デュエルするだけだ!

「あ、待った。やるのはいいけど、テーブルデュエルな。家の中でソリッドヴィジョンはちょっと厳しい」

「おーけー。テーブルデュエルでも熱いデュエルしようぜ!」

 こたつに入り、俺の魂のデッキを取り出す。中身のデッキ内容が多少変わっている。
こりゃ後でデッキ編成しないとな、この島にカードショップとかあんのかな?
そしてエクストラを確認して分かる。ドンサウザンドの呪いであるラプソディ・イン・バーサークもなければ、
オーバーハンドレッドナンバーズも存在しない。そうだこれでいいんだ。

「準備はできたか?」

「あぁ。心残りはもうないぜ」

「「デュエル!!」」



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 通常デュエルディスクが先攻後攻を決めるのだが、今はテーブルデュエル。
じゃんけんをして先攻後攻を決める。もちろん俺が出すのは言うまでもなく、グーだ!!

「「じゃんけん、ぽん!」」

 義之はチョキ、グーの俺が先行だ。

「俺の先行だ!ドロー!!」

 俺が使うのはBK(バーニングナックラー)デッキ。
墓地のBKを色々して、エクシーズへつなげるデッキだ。
だが今は先行、墓地のアドバンテージは0。あまり無難な手というのはしたくないが戦闘準備と行かせてもらう。

「俺はBKヘッドギアを召喚!召喚成功時効果が発動する」

BKヘッドギア
ATK/1000 DFE/1000

「BK限定のおろ埋効果だっけか」

「その通り。俺はデッキのBKスイッチヒッターを墓地に送るぜ」

 いつもならカウンター戦法で3枚ほど伏せるが、このデッキにカウンター罠が少ない。
手札にある1枚を伏せるか。

「さらにカードを1枚伏せてターンエンドだ」

 俺が今伏せたカードはジョルト・カウンター。
バトルフェイズ中に発動する効果を無効化するカウンター罠だ。
限定的な効果であるが、ダ
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