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IS【インフィニット・ストラトス】《運命が変わった日》
【第293話】
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覚えてるかしら?」

「…………ッ」


 流石に二日前の事だからか、覚えていた一夏は奥歯を噛み締めていた。


「……言われて腹が立つ思いをしたでしょ? ……少しはお姉さんを見返そう、もう弱いと言わせないと思うのなら根を上げずに着いてきなさい。 ……でも、貴方がキツいと思ったならもう来なくても構わないわよ? ……貴方が休み時間欲しいと言えば、それだけ遅れますしヒルト君の訓練も滞るし」

「……俺は……」

「……明日一日考えなさいな。 また明後日から訓練再開します。 ……さて、難しい話はここまでにして、いなり寿司をいただきましょうか♪」


 さっきまでの張り詰めた様な空気は一瞬にして変わる。

 そんな楯無さんはいなり寿司をパクパクと頬張り、その数をどんどん減らしていった。

 多少苦笑を溢しながらも、俺はそんな彼女の食べる姿を眺めていた――。
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