第二十四話 自分自身
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はず、だ・・・・はぁ、はぁ・・はぁ・・・」
俺はギルドからカルディア大聖堂まで全速力で走って来た。お陰で汗でびしょびしょだ。
シ「帰ったら風呂に入るか。」
俺はそのまま家に向かって歩き出した。俺が住んでいる家は川沿いの近くに建っている家賃5万Jの小さな木造建築。一人暮らしだし、あまり大きすぎても困るからな。それに、近くに商店街もあるから便利なんだ。最近知ったばかりだけど、近くにルーシィの家もあるらしい。
シ「ルーシィ・・・」
ふと脳裏にルーシィの笑顔が浮かんだ。俺はぶるんぶるんと音がしそうな勢いで首を左右に振る。俺は何考えてんだよ///////////////
シ「ったく、やっぱ風呂に入って落ち着こう。」
そんな事を考えているうちに、いつの間にか家の前にいた。俺は五色腕輪が入ってるポケットとは反対のポケットから家の鍵を取り出す。チリンと小さな鈴の音が鳴る。小さな銀色の鍵には赤い紐で結んだ銀色の鈴が付いている。鍵穴に鍵を挿して、ガチャッと右に回す。鍵を抜き取ってポケットに仕舞い、ドアノブを捻って中に入ると・・・
グ「お帰り〜。」
ナ「よぉっ!」
ハ「あい!」
ル「ヤッホォ〜♪」
エ「良い部屋だな。」
ウェ「お、お邪魔してます・・・」
シャ「どうも。」
シ「何でお前等がいるんだあああああああああああああああっ!!?」
なぜか最強チームがソファーや椅子に座って俺の部屋で極楽としていた。
シ「お、おおお前等は泥棒かよっ!?何で俺の家にいるんだよっ!?ルーシィの家じゃねぇのかよっ!?」
ル「それどうゆう意味ィッ!?」
いつもならルーシィの家に勝手に入ってるって聞いたけど・・・すると、エルザが俺に何かを差し出した。受け取ると、それは青い紐で結んだ金色の鈴が付いた小さな銀色の鍵・・・俺の家の鍵だった。
シ「な、なな何でエルザが俺の家の鍵を持ってるんだよっ!?」
エ「お前が自分でギルドに預けたんじゃないか。「もし何かあったらこの鍵を使って俺の家に来てくれ」って。」
確かに預けたけどよ・・・
シ「・・・はぁ。まぁ良いや。で、お前等がここにいるっていう事は、俺に何か用か?」
俺が皆にそう問うと、
ナ「流石シンだな。」
ハ「言う前から見抜いちゃうんだね。」
大体予想はつくからな。
ウェ「実は、最近妙な出来事が立て続けに起こっているんです。」
シ「妙な出来事?」
シャ「あんたも聞いた事あるはずよ。三週間前に海で釣りをしていた人が竿に掛かった物を釣り上げたら、上半身が人間、下半身が魚の生き物が釣れたらしいのよ。」
上半身が人間で、下半身が魚!!?
ル「二週間前には海に潜
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