第四章
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?」
娘は僕の提案に反対しなかった。
「ずっと乗っていられるから」
「暇があるとね」
「お父さん環状線回ってるわね」
「終点がないからね」
だから環状線だ、回っているから。
「あそこだけはね」
「そうよね、続いてるからね」
「だからね」
それでだとだ、僕は娘に話した。孫を抱きながら。
「寝ていてもいいし」
「そうよね。じゃあ今度はね」
「うん、楽しんでくるよ」
こうした話をしてだった、僕は今度は孫を環状線に連れていくことにした。とにかくこれからも鉄道を楽しみたかった、ずっと。
線路は続くよ 完
2014・3・2
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