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真剣で英雄(えいゆう)と恋しなさい!
5・古の英雄(えいゆう)達
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ならいいじゃない、早速決闘申し込もうかしら?」

 「いいんじゃないか、義経も修行好きみたいだし」

 「そっかー、それじゃ後でS組いかないとね。あ、そうだ姉さま、元、今日アタシ朝からバイトだから先に行っててね」

 「「了解」」

 ワン子が決闘の話やバイトの話をしつつ、食事終了、元はそのまま学校へ出発、百代は朝から川神院に来た武芸者を数人相手にするようだ。



 歩いていると少し前に皆…風間ファミリー…を多馬川河川敷で発見、近づいて

 「おはようさ、TV見たか?」

 「あぁ、今もその話してたんだ」

 元の言葉に大和が答え

 「弁慶は男でパワータイプだろうな、とかな」

 ガクトが筋肉を主張しながらそういってくる。

 「ふぅん、まぁワン子も百代姉も楽しみそうだったしな」

 「そういえば、ワン子はどうしてるんだ?」

 元の一言にキャップが犬笛を取り出し

 「あ、ワン子は…」

 答えようとした瞬間には既に吹いていた。
 次の瞬間多馬川から、スク水(旧)を着たワン子が飛び出してきて

 「呼んだー?」

 と叫ぶ

 「うわ、川からとか新しいね」

 「あはは我ながらびしょびしょね、んー」

 モロの言葉に、プルプルと身体を揺らし水気を切るワン子。

 「というか、バイトって行ってたけど何で多馬川およいでんだ?」

 「川に入っても食いもんはおちてねーぞ」

 元の問いとガクトの言葉に

 「違うわよ鍛錬してるの。重り背負って多馬川くだりよ。かつ、水中にいる外来種の数を調べるバイトね」

 「そうか、環境にも優しい良い鍛錬だな、ワン子良い子良い子」

 ワン子の答えに大和が頭をなで

 「褒められたっ!、アタシもッと頑張るわね」

 ワン子が気合を入れる。

 「なんだか親子みたいですね」

 「あなた!来世でも!前世でもあなた!」

 「てか、そろそろ行かないと遅刻だよ」

 まゆっちが呟くと京が反応するが、それをスルーするようにモロがいえば

 「あぁ、そうだっわ、それじゃ私続きしてくるから…3,2,1、着水!」

 そういって、ワン子は再び多馬川の中へ。
 そして、次の瞬間

 「…ん、これは」

 元が何か気付いたように動きを止め…

 「天から美少女登場!」

 と、 下りてくる百代

 「この姉妹普通に登場しねぇ」

 と松風。

 「皆が見えたから大ジャンプして、合流しにきたぞ。安心しろ大和、元、皆に下着は見えない角度で飛んだんだ」

 「貞淑だね姉さん、おはよう」

 百代の台詞に苦笑で返す大和

 「いいけど、機嫌がいいね、朝からだけど」


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