暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
遥かに遠き刻の物語 〜ANSUR〜 Y
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結論だった。

「・・・それでいいの、ルシル?」

「ああ。堕ちたあの子たちには悪いが、このままノルニルや他ヴァルキリーを暴走させるわけにはいかない」

光景が一時停止となる。

『これが大戦終結から8年後に起きた“堕天使戦争”。再誕神話には記されていない物語だ。アンスールは、この1ヵ月半という短すぎる戦争で次々と命を落とし、私もまた・・・』

フェイトの表情が強張る。その先の言葉を聞きたくないと。なのはとはやては、フェイトの両側からその震えた手を握る。フェイトは少し驚いた顔をするが、『大丈夫、ありがとう』と微笑を浮かべた。アルフやエリオにキャロ、リンディとクロノもまた心配そうにフェイトへと近付き声を掛けていく。

『本当に・・・これ以上先を見せていいのか・・・』

そんなフェイト達を離れた所からルシリオンは見守っていた。フェイトの表情を見て、ルシリオンは先へ行くことを躊躇った。しかしフェイトの先の言葉を思い出し、場面を変えた。
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