暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのは 〜黒影の死神〜
『第二十七話』〜最善の方法と最良の行動〜
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 『守水鱗』!!」


――キィイン


 という音共に水色に染まった鱗状のシールドが展開された。間一髪でフェイトとなのはをガードする。


「ぐっ……」

「拓斗君!?」

「拓斗!」


 俺がこの場で回避したらこの二人に雷があたる。それは何が何でも防ぎきる!


「はぁああああああああああ!!!!!」


 雷をはねのけ、二人の安全を確認する。二人は無事みたいだ。


「ソウル、どうだ?」

[『守水鱗』を構えていた右側の二の腕より下が少しボロボロだな。まぁ治癒魔法かけてりゃ十分しないで完治するさ]

「分かった。ありがとな、ソウル」


 そういって私服に戻り、治癒魔法を右腕に集中する。


「そうだ、ジュエルシードは」


 さっきまでジュエルシードが浮かんでいた場所を見るが、そこにはジュエルシードは存在していなかった。


「おそらく、さっきの雷を放った人物が持って行ったんだろうな」


 俺がそう言うとフェイトがビクッとした。


「どうしたのフェイトちゃん?」

「……多分、あれは母さんがやったんだと思う」

「え?」


 プレシアか……変だな、あの雷はフェイトも襲おうと……というよりフェイトを狙っていた。プレシアの魔法だったが行使したのはおそらく……


「ゴメンね拓斗……母さんが」

「なに、俺となのはがいたんだ。敵だと思ってフェイトを護ろうとしたのじゃないか?」

「そ、そうかな?」

「自分の娘を心配するのは親として当然だしな」

「娘…親……」

「愛されてるなフェイト」

「うん!」


 嬉しそうなフェイト、今はこれでいいか。


「さて、やることも無くなったし戻るか」

「そうだね」

「それじゃあなフェイト」

「またねフェイトちゃん」

「うん、またね二人とも」

「ありがとうね拓斗、今回も助かったよ」

「どういたしまして、アルフもまたな」

「ああ、またね拓斗」

「なのは、転移の準備が完了したよ」

「わかったよユーノ君」

[拓斗、こちらも準備できたぞ]

「わかった」


 フェイト達と別れ、俺となのははアースラに戻った。
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