暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
十字架を背負いし神意の執行者 〜Truth〜
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めん。

「ユーノもごめんね」

今度はユーノ。ホント、ルシルと同じように童顔ていうか女顔というか。昔から可愛い顔をしてるよね。

「・・・アルフ。わざわざ地球からごめんね」

テルミナスか“ペッカートゥム”のどちらかに連れてこられたか・・・。どっちにしても迷惑をかけたことには・・・。

「エイミィたち大丈夫かな!?」

殺されたと考えるのは早計だとは思う。私を、友達たちと戦わせるためにわざわざ操ったテルミナス。だからきっと向こうも大丈夫なはずだ。

「・・・これでよし。ありがとう、レヴィ。それにルーテシア。にしても、まさかレヴィに助けられるなんて思いもしなかったよ」

3人からテルミナスの意思が消えたのを確認。私の後ろで待っていてくれたレヴィとルーテシアに礼を言う。

「わたしはシャルロッテとルシリオンに命を繋げてもらった。これくらい何のお返しにもならない」

「わたしは・・・ただ操られて、シャルロッテを傷付けただけ。お礼じゃなくて、怒られるのが・・・だから、ごめんなさい」

レヴィはかなりボロボロにされているけど命に別条は無し。ルーテシアは気まずそうに、私から視線を逸らして俯く。

「怒らないよ。謝るのはこっち。巻き込んだんだもん、あなたを。姉妹たちも。でも良かった、ルーテシアとレヴィが無事で。でもさレヴィ。一体どうやってルーテシアを解放し――っ!?」

ビリビリと肌に感じる強大な神秘。この感じはまさか・・・。

「ルシル!?」

機動六課のある方角を見据える。ここからすごく距離はあるけど判った。あのルシルが落とされたことが・・・。

「まずい・・・まずい! 界律が・・・ルシルを支配する!」

・―・―・―・―・―・

泣きわめく声が海上に響き渡る。終極テルミナスから用済みとされ、彼女たちは絶対操作から砲撃着弾と同時に解放されていた。そのためフェイトが、なのはが、はやてが、リインフォースUが泣き叫ぶ。ヴィヴィオは解放されたことで元の子供の姿へと戻り、なのはに抱えられて気を失っていた。
そして、テスタメント・ルシリオンの干渉牢が消滅し、シグナム達もまた自由となり、荒れる海上をただ呆然と見ていた。二大砲撃によって起こった爆発で、未だに彼の生死は確認できない。雨脚も次第に強くなり始め、空では雷鳴が轟いている。

「ルシルぅぅーーーーーーーッ!」

「ダメ、フェイトちゃん! 危ない!」

フェイトがテスタメント・ルシリオンを探しに行こうとするのを羽交い絞めにして止めるなのは達。次第に高濃度の霧が晴れていき、海上の様子が視認でき始める。そして、彼女たちの目に映ったのは、海に大穴が開いているという凄絶な光景だった。

「・・・っ! ルシル!?」

テスタメント・ルシリオンの
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