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魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
十字架を背負いし神意の執行者 〜Truth〜
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った。ブラスタービット4基と“レイジングハート”からの同時5連砲撃。フェイトの前面に展開された黄金のミッドチルダ魔法陣からの雷撃砲。彼は干渉防御を貫かれる前に、右腕を犠牲にし位相転移。3人の攻撃から離脱。すぐさま右腕を修復して、意識が落ちそうになりながらも3人を檻に閉じ込めようとした時・・・
――プラズマアーム――
「っ!? ヴィヴィ――がはぁっ!」
(((ヴィヴィオ!?)))
かつてと同じように聖王の姿となったヴィヴィオが、習得していたフェイトの魔法を発動。その雷撃を纏った拳をテスタメント・ルシリオンの胸部へ叩き付けた。
「クスクス。この子もまた私の支配下なの。当然よね。ある種、私が生みの親なのだし(ルシルパパ! ルシルパパ!)」
テルミナスがヴィヴィオの口を借りそう告げる。ヴィヴィオの猛攻は止まらない。位相転移行使の隙を与えないように高速かつ連続で、その雷撃を纏った拳打をテスタメント・ルシリオンの張る干渉防御に叩き付ける。
(やだ! ルシルパパを傷つけないで!)
「くっ・・・!」
一瞬の隙を突き、ヴィヴィオの攻撃範囲から逃れるために位相転移。しかし、やはり逃れた先にも攻撃の手がすでに用意されていた。
「刃以って、血に染めよ。穿て、ブラッディダガー!」
術式名の通り血の色をした短剣が、40発以上という物量を以ってテスタメント・ルシリオンを強襲。それを高速機動で回避するも、今の彼以上の速度を持つ黄金の閃光、フェイトが追撃する。
――ソニックムーブ――
「フェイト・・・!」
「クスクス。その何とも言えない、複雑な感情が混じる表情ぉ♪ あぁすごく、すっごくドキドキするの♪ やっぱり私の長年の計画は確かだった。あなたは優しいの、すごく。だから・・・だからこそ
界律の守護神
(
テスタメント
)
はあなたの居場所じゃないの」
「それ以上フェイトの口から言葉を発するな、テルミナス!」
――プラズマランサー――
“スティンガー”による直接攻撃と魔法による援護射撃。
――
殲滅せよ
(
コード
)
、
汝の軍勢
(
カマエル
)
――
テスタメント・ルシリオンは“第四聖典”と魔術によって、フェイトの攻撃を捌いていく。
『クスクスクス。もうひと押し』
テルミナスの声が響く。
「ヴィヴィオ!?」
彼はフェイトの猛攻を防ぎつつ、ヴィヴィオの様子が変わった事に気付き、彼女の名を叫ぶ。ヴィヴィオはテルミナスの干渉能力によって作りだされた剣を手にしていた。そして、その剣先を自らの胸に向けていた。
(((ヴィヴィオ!!)))
「やめろ、やめろ・・・! やめてくれ・・・! 頼む、やめてくれぇぇぇぇーーーーッ!」
≪クスクスクス・・・。えいっ♪≫
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