暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
十字架を背負いし神意の執行者 〜Wail〜
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同等以上になっていた。“第四聖典”を押し切ろうとする“グラーフアイゼン”。接着点から激しい火花が散る。
「「おおおおおおおおおッッ!!」」
テスタメント・ルシリオンの足元にスバルのウイングロードが走る。その上を疾走して彼に接近して来るのはスバルとエリオ。気合の入った雄叫びを上げ、足止めを食らっている彼へと接近。
「「ストライク――」」
スバルの“リボルバーナックル”による拳打と、エリオの“ストラーダ”の電気を纏う斬撃による連携同時攻撃。カートリッジを共に1発消費し、2人のデバイスは同時にテスタメント・ルシリオンが防御のために翳した右手へと吸い込まれていく。
「「ドライバァァァァーーーーーーッッ!!」」
右手の平に展開されている干渉防御と激しく衝突する。
「っ! これは・・・・振動拳!? (ぐっ、これはまずい・・・!)」
テスタメント・ルシリオンの表情が苦痛に歪む。振動拳。スバルの戦闘機人としての先天固有技能・“振動破砕”を利用した攻撃法だ。かつての訓練時、なのはの防御を突破することをも可能とした絶対破壊の一撃。
(干渉防御が・・・貫かれる!)
その次の瞬間、干渉防御が砕かれ、ヴィータとスバルとエリオの攻撃が彼の頭部と胸部、腹部へと入った。
「っがはぁ・・・!」
テスタメント・ルシリオンは直撃を受け、体勢を整えることが出来ずに海面へと叩き付けられ、そのまま海底へと沈んでいった。そこへ、さらに彼を追撃するために3人の影が海面に映る。
「レイジングハート」
≪Blaster 2nd. Excellion Buster. Stand by≫
なのはがリミッターを解き放ち・・・
「バルディッシュ」
≪Trident Smasher. Set up≫
フェイトが左手を翳し・・・
「クロスミラージュ、モード3」
≪Mord3. Blaze Mode≫
ティアナは“クロスミラージュ”を銃身の伸びた遠距離砲撃用へと変えた。そして・・・
――エクセリオンバスター――
――トライデントスマッシャー――
――ファントムブレイザー――
「「シュート」」
「ファイア」
テスタメント・ルシリオンへと同時砲撃を放ったその直後・・・
(((っ!?)))
3人は意識を取り戻した。が、砲撃はそのまま海底に沈んだテスタメント・ルシリオンへと向かう。3つの砲撃は海を貫き、大爆発を引き起こす。3人の脳裏に先ほどまでの戦いの記憶が浮かび、自分たちが今何を攻撃したのかを思い知る。
「レイジングハート、ブラスター3(え、うそ・・・ルシル君!? ちょ、待って、レイジングハート!)」
≪All right. Blaster
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