ストライカーズ編!
おかえりなさい♪お風呂にする?ご飯にする?それとも・・・えへっ
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かりな。エリオは柔軟を隅々までしとけよ?」
オレが言うと、フォワードとギンガは柔軟を始めた。
そして他の隊長陣と一号二号、ヘタレマダオキングは会話に花を咲かせていた。
お前ら、仕事しろ。
「ママ、りゅーにー!」
そんなことを思っていると癒しの声が聞こえる。
声のした方をみると、オレたちに向かって走ってくるヴィヴィオの姿。
「ヴィヴィオ、走ると危ないよー?」
フェイトが言うが、時すでに遅し。
盛大にずっこけた。
・・・ある意味清々しいな。
「地面やわらかいし、綺麗に転んだから怪我はないよね。ヴィヴィオ、おいで」
数メートル離れたところからなのはが言う。
「ふぇ・・・ママ・・・」
「・・・おいなのは、めっちゃヴィヴィオが泣きそうなんだが」
「す、少しずつ成長してかないとでしょ?ほら、なのはママはここにいるよー?」
両手を広げ、ヴィヴィオが立つのを待つなのは。
傍から見ればいい母親なんだろうけど、本人からしたら鬼婆だよな、きっと。
「もう、なのはママは厳しすぎ!ヴィヴィオ、まだ小さいんだから・・・!」
見ていられなくなったフェイトが倒れたまま大粒の涙をボロボロ流すヴィヴィオを抱き上げる。
きっとフェイトは子供を限界まで甘やかし続け、最終的に子供に心配されちゃうタイプの母親になりそう。
「ヴィヴィオ、ヴィヴィオが怪我したらなのはママやフェイトママはもちろん、オレだって悲しい。だから今度からはもう少し落ち着こうな?」
フェイトに抱っこされたままのヴィヴィオの頭を撫でながら言う。
それにヴィヴィオは小さく返事をした。
そのあとオレは部屋に戻ってシャワーを浴び、それから食堂でなのはやフェイトたちと合流する。
「好き嫌いしてると大きくなれないよ?」
「うー、苦いのきらーい」
ピーマンに苦戦するヴィヴィオが可愛い。
そしてそこに放たれるはやての一言。
「好き嫌い多いとママたちみたいに美人さんになれへんよ?」
それに反応するキャロ。
丁度人参をエリオに渡そうとしていたらしい。
ナイス判断。
「あれ、そういえば美愛と慎吾は?」
近くに騒がしい二人がいないことに気がつき、アリシアに聞いてみる。
「んー?ふぃふぁふぉふぃんふぉふぁんふぇふぃふぁふぁふぃふぉ?」
訳、美愛と慎吾なんて知らないよ?
「口に物を入れながら話すな二号」
ま、別にアイツらならバカなことはしても余計なことはしないだろうし・・・。
そう思い、オレは食事を再開した。
「・・・じゃ、今日の報告」
薄暗い部屋で、声を小さくして話す。
「まぁ、あまり無理をしてるようには見えないな。けど、アイツは溜め込んでそうだから安心はできな
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