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魔法少女リリカルなのは〜過去を捨て今を生きる者〜
ストライカーズ編!
合格
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務に出ていたなのはたちも帰還してくる。

「もう、ダメだよシャーリー、勝手に人の失敗談話しちゃ」

出迎えにきたシャーリーが早速さっきのことを話す。

「ま、いーじゃんか。どうせなのはだけの問題じゃねぇだろ?オレが許可してるし」
「そういう問題じゃないよぉ・・・はぁ、シャーリー、ティアナっていまどこにいるかな?」

なのははティアナの場所を聞く。
さ、あとは二人の問題。
オレたちが介入していいのはここまで、かな。
ヘリポートでオレたちは別れ、それぞれ部屋に戻ったり仕事をしに行ったりした。


翌日。
いつもと同じ早朝練習の時間。

「しっかし、教導官ってのも損な役職だよなぁ。大切な時期に育てたやつらもそのうちにそれぞれの道をいっちまうんだからなー」

これから始める練習の下準備とまとめの最中、ヴィータがぼやく。

「ま、そのとおりかもしんねぇな。でも、全員それぞれが選んだ道をすすめるように個人を強くするのがオレたちの仕事だからな。どっかの誰かさんみたいな無茶をしないようにな」
「そうやっていつまでも文句を言う男はフェイトちゃんに嫌われるんだよ、陽龍くん」
「なぜフェイト個人に嫌われるんだよ怖ぇよ最悪だよ地獄かよっ!」

ってかなのはのくせに弱点(フェイト)を突いてくるとは・・・。
なのは、恐ろしい子!
でもまあ、何があっても、絶対にもう誰も落とさない。
何年も前から決めたんだ。
絶対に守るって。
だから、一日も早くコイツらを立派なストライカーに育てないとな。


「はい、今朝の模擬戦終了。お疲れ様でした」

早朝訓練を終え、なのはが四人に声をかける。

「で、実を言うと今回の模擬戦、新しい段階に進むかどうかを見極めるテストだったりする」
「「「「えぇ!?」」」」

オレがさらっといった言葉に大げさに驚く。
・・・この反応、久しぶりでちょっと感動。

「で、どうだった?フェイトにヴィータ、ついでにアリシア」

丁度時間が空いていたフェイトとだいぶ前から訓練を手伝っているヴィータ、朝のラジオ体操とおんなじ感覚で来ていたアリシアに聞いてみる。

「合格」
「ごーかくでいーんじゃないかな」
「もち合格。てか、これで不合格だったら大変だって話だよな」

即答する三人。

「私も大丈夫だと思うな、みんな頑張ってるし。陽龍くんは?」
「んー、失敗も最近はないし、大丈夫だな。じゃあ四人は後でシャーリーんとこ行ってデバイスのリミッター解除してもらってこい。明日からその状態で練習すっから」
「「「「はい!・・・はい?」」」」
「今日の練習はこれで終わり。全員真面目に練習に取り組んでたから、褒美に丸一日休みを与えてやろうってこと。街に行くなり、部屋でダラダラ過ごすなり
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