暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのは〜過去を捨て今を生きる者〜
ストライカーズ編!
ティーダ・ランスター
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ャマル先生」

キャロが向かい側に座っているシャマルに話しかける。
てか、いたの?シャマル。

「さっきから気になってたんですけど、横に置いてあるケースって何ですか?」

そういうキャロの目線の先には四つのケースがある。

「ああ、これ?隊長達のお仕事着♪」

十年前から一切変わらない外見で、シャマルは笑った。
ところで守護騎士って食べ過ぎたりするとやっぱり太るの?
それとも変わらないの?


「いらっしゃいませ、ようこそ」

ホテル・アグスタの受付にいる男性が言い、こちらを向く。
そしてはやてはその人に向かって名刺のようなものを見せる。

「こんにちは、機動六課です」

淡い水色のドレスを着たはやてが微笑んだ。
シャマルが言っていたお仕事着というのはこの服で、オレは真っ黒のスーツを着て髪を後ろで結ぶ簡単な格好。
フェイトは青と紫の混ざった大人っぽいドレスに、いつも通りに髪の下の方で一つ縛り。
なのははイメージカラーでもある薄いピンクのドレスに髪を下ろした状態。
さっきも言ったように淡い水色のドレスに髪を上げている。
オレからたまにトラウマシックスと呼ばれているうちの三人とは思えない程の変わりようだ。
ちなみにトラウマシックスとは、戦い方、性格によってトラウマを作り出すことのあるなのは、フェイト、はやて、アリシア、美愛、慎吾の六人のことだ。
先頭の三人は言わずもがな、ほかの三人までトラウマシックスに入っているのは・・・まあ、いつか話そう。


「会場内の警備は流石に厳重かぁ」

アグスタの中にあるオークション会場の様子を見ながらはやてが呟く。

「一般的なトラブルには十分対処できるだろうね」
「あとは六課のメンバーが固めてるし、ガジェットがここまで入ってくることはなさそうだし、安心だな」

オレも会場全体を眺めながら言う。
ま、どっちにしろオレたちが出るのは本当の緊急事態だけだろうが。
そんなことを考えながら、オレたちは他の場所を行った。


そしてオークションが開始される少し前。
会場の周辺にロストロギアに反応したガジェットの反応を感知した。
ガジェットの数は多いが、所詮は機械。
十年前にあったリアルな地球破滅の危機を防いだ守護騎士たちにとっては赤子の手をを捻るようなものだろう。
すぐにヴィータとシグナムが破壊しに向かった。

『フェイト、主催者はなんて?』

反応があってすぐ、オークションをどうするかを聞いてきたフェイトに念話をつなぐ。

『外の状況は伝えたんだけどオークションを中止する訳にもいかないからって、開始を少し遅れさせるって』

『そうか・・・』

オレはフェイトとの念話を切り、外で戦っている守護騎士と、まだまだ子供なフォワード
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