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IS【インフィニット・ストラトス】《運命が変わった日》
【第292話】
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うか?
……織斑先生も、もっと叱ればいいのだが……。
「……とりあえず、その物騒な物は仕舞え。 いつまでも握ってるとお前、懲罰部屋に入れられるぞ?」
「……わかっ……た」
そう言って部分展開を解き、握っていた紅椿の武装も粒子化されていった。
「……別に俺、箒を甘やかしたつもりは――」
「な・に・か・な?」
一夏が何かを言うのを牽制するかのように言葉を強調する楯無さん。
流石に一夏も逆らえないからか、押し黙った。
「……とりあえず、話でもしましょうか? 箒ちゃん、貴女も入りなさい。 ヒルト君、良いわね?」
「部屋で暴れなきゃ、俺は何も言いませんよ。 一応部屋には大事な物もあるんだ、それを壊したりさえしなきゃ、基本誰が来ても俺は構わないからな、これが」
そう言って篠ノ之を招き入れると、逆らう力はもうごっそり奪われたからか、素直に応じて部屋へと入った。
少し騒ぎにはなったものの、特に誰かが様子を見に来る事もなかった為、ホッと一息ついてドアを閉めた……。
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