本編 第一部
三章 「戦火の暗殺者」
第十六話「放課後の戯れ」
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だ時に先生が合金製の超硬度の缶を発明してそれがごみの缶の中に混ざってしまってて伊佐さんが捨て終わったところにいったら全部、小指ほどに圧縮されたあとがあってその合金製の缶もちゃんと小指ほどに小さくなっていたので発明のかわりにギネスに記録として提示したんですってその缶をそのまま。でも非公式の記録なので推定300kgということしか分からなかったらしいです」
「そうなのか、なんかいろいろ申し訳ないことしてるんだな」
「いや、それからその先生は三百kgの圧力に耐えるもっと凄い缶を発明したんですけどまた伊佐さんに握りつぶされることになったら目も当てられないのでそのまま、発表して有名になったみたいです。けど、噂じゃその缶がある機関では研究され続けてていまでは深海に落としてもへこまないほどの強度になってるらしいです。でも伊佐さんに一度さりげなくごみの缶と一緒にしておいたらやっぱり小指くらいに圧縮されちゃったらしく、そしてそれから今でも伊佐さんとのいたちごっごが続いてるとかいう話です」
「そういうのどこから仕入れてくるんだ?」
「えっと、それは・・・・・・内緒です」
「ふーん、まあいいや」
「え、伊佐さん。怒らないんですか?」
「いや、それなら毎週の土曜日が楽しみになってきたよ。いまどのへんの強度になってるのかな?これからは、かならず土曜日の缶のごみ捨ては私が引き受けよう」
「伊佐さん。なんだかほんとになんでもポジティブなんですね」
「だって、あっちはそれをかなりのお金出して作ってるんだろ。わたしが握りつぶすことでどんどん研究は深まるんだからやってそんはないじゃないか」
「ま、そうですけど。あ、そろそろ剣道部に着きますよ。道場が地下二階のフロアなので移動が大変なんですよ。ランニングに出る時は階段からスタートするんですよ?」
「そっか、じゃあよろしくね、というか剣道部では友ちゃんが先輩か。じゃよろしくお願いします、先輩」
「は、はい、胸をお借りします」
「ねえ。でちなみに友ちゃんは握力いくつ?」
「・・・・・・な、78キロ弱です。先週ようやくリンゴを潰せるようになりました・・・・・・」
「おお、ちゃんと努力してるんだ」
「でも、勝ちたいのはそこじゃなくて実はここだけの話ですよ?・・・・・・その、きょ、胸囲なんです」ここだけ、すごく小声になる友恵。
「へ?胸囲?」
「だって伊佐さんすごくスタイルいいじゃないですか、私なんか、それに比べたら・・・・・・」
「あのな、友恵、いいかたしかに私のバストは、Eカップだがただ大きければ言いという問題じゃない」
「E!?そんなに、しょ、勝負にならない・・・・・・」
「胸がないからって魅力的じゃないていうわけじゃないんぞ?友恵は剣道しているせいか身長たかくてすらっとしていて姿勢がいい。背骨もちゃんとS字を
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