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緋弾のアリアGS Genius Scientist
イ・ウー編
武偵殺し
12弾 強襲科とレオポン
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うだった。今の方が百万倍魅力的よ」
「そ、そんなことは、ないっ!」
よくそんなセリフを恥ずかしげもなく言えるな。これが外国人の血の成せる業か……
「お、俺はゲーセンに寄っていく!おまえは1人で帰れ。てゆーかそもそも今日から女子寮だろ。一緒に帰る必要がない。まさか、またカギを忘れたとか言い出すんじゃないだろうな!?」
「失礼ね。ちゃんと今日の朝に
戦妹
(
アミカ
)
の子に取って来てもらったわよ。だいたい、バス停までは一緒でしょうが」
アリアはやれやれと肩を竦めて呆れ、すぐに笑い出した。
相変わらず憎まれ口を叩いてはいるが、俺を
強襲科
(
アサルト
)
に連れ戻したのが本当に嬉しいらしい。表情でわかる。分かりやすい奴だな。絶対に
探偵科
(
インケスタ
)
には向いてない。
「ねえ、『げーせん』って何?」
「ゲームセンターの略称。そんなことも知らないのかよ」
「帰国子女なんだから仕方ないじゃない。んー。じゃあ、あたしも行く。今日は特別に一緒に遊んであげるわ。ご褒美よ」
「いるかそんなもん。ご褒美じゃなくて罰ゲームだろ、それって」
俺は少し足早に歩いて、アリアを引き離しにかかった。てくてくてく。
するとアリアはニヤーと笑って、同じ速度でついてくる。てくてくてく。
なんかムカッときたので、俺は走りはじめる。ダッダッダダダダッ。
アリアもスカートをひらめかせてついてくる。タッタッタタタタッ。
「ついてくんな!今、おまえの顔なんか見たくないんだよ!
「あたしもあんたのバカ面なんか見たくない!」
さっきと意見が真逆じゃねえか。
『カッコよかった』とか『魅力的』とか言われて、不覚にも少しよろこんでしまった俺の純情を返せ。
「じゃあなおさらついてくんなよ!
「やだ!」
ダッダッダッダダダダダダダ……
タッタッタッタタタタタタタ……
結局俺たちは真横に並びながら走ってゲーセンに着いてしまった。
なんなんだコイツ。異様に足が速い。
「はぁ、はぁ、はぁ。何ここ?」
ツインテールがくっつくぐらい俺の真横に立ちながら、アリアが聞いてきた。
その紅い瞳は、店先のクレーンゲームを見つめている。
「はぁ、はぁ……ああ、これはUFOキャッチャーだろ」
「UFOキャッチ?なんか子供っぽい名前ね。ま、どうせあんたが来るような店のゲームなんだから、くだらないに決まってるけど」
アリアはバカにするような表情でクレーンゲームの中を覗き込んだ。全国のクレーンゲーマーの方たちに謝れバカ。
そのクレーンゲームのガラスケースの中には、ライオンなんだかヒョウなんだか分からない動物のぬいぐるみが大量に入っている。
「
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