4・東西交流戦
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「助けになったなら良かった、一騎打ちの邪魔ではなかったか?」
苦笑しながら言う元に義経が聞いてくる
「今回のこれは戦だ、さっきも形は一騎打ちでも名乗りも何も無かったただの戦場での一戦にすぎない、だから問題ない、ありがとうな義経」
そういって右手の籠手を取って、手を差し出す
「これは、握手だな義経もわかるぞ」
そういって、その手を握り返す。
「八坂元だ、よろしくな」
「源義経だ、こちらこそ」
そう微笑しあうなか
「所で君はいったい…君みたいに目立つ子を俺はしらないんだけど?」
「無理も無い義経は今日から2−Sに編入された」
「そうか…ともあれ助かったよ」
大和の疑問に答える義経
「そうだ、勝鬨をあげなくては」
「あぁ、ワン子勝鬨だ」
「えぇ、アタシが?」
義経、元の言葉にワン子が驚くが
「最後の十勇士を討ったのはお前だ、だからお前にはその権利がある」
「義経も同じ意見だ」
「そ、それじゃ…敵将!、全て討ち取ったわー!!」
ワン子の叫びに
「「勝鬨を上げろ!」」
義経と元の声が更に響き
辺りから川神学園生徒の叫びが響く。
「自分たちの勝ちだ!、えい、えい、おー!」
中でもクリスの声は戦場のなか良く響いていた。
戦後処理を終えた頃英雄がやってくる
「フハハハハ、皆のもの大義であった」
みなにこえを掛ける英雄に
「なぁ、彼女は何者だ2−Sらしいけど」
と大和。
「武士道プランの申し子か、予定より早く投入されたな」
「義経は武士だ戦と聞いては、黙っていられない」
英雄の呟きに義経が答える。
「で、武士道プランってなんだ?」
元が問うが
「明日の朝、テレビを見よ、それが一番早い」
「ふむ、そうか」
英雄の答えに元が頷き
「これから、よろしく頼む…これからは、よろしく頼む」
義経が皆に2度そう言い
「大事なので2回いってみた、ではさらば」
そういうと綺麗に礼をして颯爽と掛け去る…のだが、直ぐに戻ってきて
「大変な事に気がついてしまった…ヘリから投下されたのが、帰り道が判らない」
「…地図とかは?」
そういう義経に元が聞けば
「義経だからそういうのも出来ねばとおいてきてしまった」
「…いや、理由が意味不明だが」
「義経はしきりに反省する」
そういいながら壁に手を付き、しばし
「反省したので道を教えてくれないだろうか?」
「んじゃさっきの礼にわかる所まで案内するわ、良いか
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