4・東西交流戦
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和、したm「うちの軍師さまだ」おい、元」
答えようとする大和に、元が割り込み、駆け足の音と共に現れるワン子と一緒に大和の前に立つ
「アタシを信頼してよんでくれてありがとう大和、期待にこたえるわ」
薙刀を構えるワン子に槍を構える島が、籠手と脚甲以外無手の元に石田が相対する。
「よしそれじゃ任せるぞワン子、元」
「「おう(えぇ)」」
答え、お互いの相手へと踏み込む。
ワン子と島の長物対決はほぼ互角、隙を見せた方がやられるだろう。
そして元と石田は…
刀を抜いた石田が、右手にそれを持ち切り下ろす、その刀を左籠手で『弾き』、更に踏み込んで流された腕を取る元、そのまま流れるように一本背負いを放つ…が、石田はその勢いを利用し一回転、素早く体制を立て直す。
「出来るなお前、名は?」
「八坂流、八坂元だ」
「八坂流…なるほど納得だ、ならば俺も本気を見せてやる」
元の答えに気を集中する石田、そして次の瞬間全身に金色の気を纏い髪を逆立てた姿の石田
「奥義・光・龍・覚・醒!!!、斬新だろう東の!」
そういう石田に
「あぁ、髪が金色になるなんて見たこともねぇ」
答える見物の大和
「寿命を削る技だが仕方ない、そして光龍覚醒した俺に勝てるのは川神百代くらいだ!」
「…いってくれるな、ならやってみるか?」
再びの相対…次先に動いたのは元、踏み込みから右回し蹴り、それを刀で受け止める石田、そして…バチィッ、と音が響く
「くっ、痺れっ…」
その瞬間再び振り下ろされる刀を、軸足である左足で思い切り地面を蹴ることでぎりぎり避ける
「ほう避けたか」
「電撃属性…か、それ相性があんまよくねぇな」
一旦距離をとる元に余裕からか待ち構える石田…お互い構えなおした瞬間…垂直に近い壁から足音、誰かが駆け下りてくる。
「!?、名に奴!?」
駆け下りながら刀を抜いた川神学園の夏服を着たポニーテイルの少女が
「源義経、推参!」
叫びと共に、壁を蹴り峰を返した刀で石田を一閃。
「ぐっ、その名前お前も俺たちと同じ武士の名を告ぐ人間か…」
「違う。義経は武士道プランで生まれた者、血を受けつぐ者にあらず、そのものだ」
その言葉を聞きながら、倒れる石田。
そして、それを見た島の一瞬の隙…そこへ
「川神流…水穿ちっ!」
地面に薙刀の刃を滑らせながら駆け込んだワン子の一閃で、島も倒れる。
「義経は同じ学び舎の友として助太刀した」
微笑ながらそういう少女…義経…に
「あぁ…助かった、相性悪くて時間内に終わるか一寸心配だったんだ」
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