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真剣で英雄(えいゆう)と恋しなさい!
4・東西交流戦
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ながら、一人呟く。
 その後も国崩しの広範囲爆発を何とか回避し続けるワン子、彼女は

 「(そろそろ相手は弾切れを…)」

 「一言教えてやるぞ東の、この大友に弾切れはない!」

 そういうと大友の後から天神館生徒が弾薬を運んでくる

 「ガーン、折角弾切れねらってたのにぃ」

 「たわけ、補給戦を築いておくのは戦の初歩よ」

 叫ぶ大共に

 「その兵站を破壊するのも、戦の初歩と知りなさい」

 声と共に現れる軍服の女性、マルギッテだ

 「クリスお嬢様の部隊がお前の後方を撹乱中だ、弾はそれが最後としりなさい」

 「はっ、何の為に場所を選んで戦っていると思っている」

 マルギッテの言葉に焔は近くに隠してあった弾丸を取り出す

 「こんな事もあろうかと、各所に弾は隠してあるっ」

 「なるほど見事です、だがそれも撃つものが居なければ無意味っ」

 叫び飛び掛るマルギッテ、対して焔は…

 「やらせん、滞空国崩しっ!」

 上空に向け大砲を放とうとするが

 「トンファーシュートッ!」

 投げられたトンファーが大砲の先端にはまり込み

 「しまっ」

 打ち出された砲弾が誘爆、焔を煙に包む

 「トンファーを外せば私の負けでしたが、愛する武器を私が外すはずも無い」

 言いながらマルギッテはトンファーを回収、した瞬間

 「あぶないっ」

 ワン子がマルギッテに体当たりし、一緒に横に転がる、そのすぐうえを砲弾が打ち抜いていく。

 「何…」

 「大友家…秘伝…国…崩し!」

 怪我をした腕の代わりに歯などを使い大砲を放った焔

 「決して攻撃をやめない気骨、見事だ」

 その焔に対し、一気に距離をつめるマルギッテ、次弾を放とうとするも、痛みとなれぬ姿勢で一瞬動きが鈍る焔。
 近づいたマルギッテの繰り出すトンファーにより一瞬で劣勢にたたされ

 「トンファーマールストローム!」

 両首をトンファーにより持ち上げられ、浮かんだ身体に空中で連撃を食らい

 「無念だー」

 と叫びながら、倒れる焔。

 「何だか美味しい所持っていかれちゃったわ」

 「大火力相手に足止めしただけでも十分と思いなさい」

 それに呟くワン子に、マルギッテが声を掛ける…西方十勇士のうち二人が此処でリタイアした、ちなみにこの少し前に他の場所でも一人リタイヤしているので残り7人。



 クリス率いる部隊が敵陣奥深くへ切り込んでいる、隣には準が副将としてつきながら。

 「大した統率能力だクリス」

 「お前も副将として奮迅の働き、感謝してるぞ」

 準の言葉にそうかえした次の瞬間

 「せいほうじゅうゆうし、
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