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FAIRY TAIL 真魂の鼠
第二十三話 血塗れのペギル
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エ「たった今ここに来たばかりだ。」

グ「ったく、ここに来るのに苦労したんだぜ。地下から出る入り口は見つからねぇし、「やっと地下から出れた」と思ったら、いるのは倒れている赤面の吸血鬼(ブラッシュヴァンパイア)の雑魚魔道士だけ。」

ウェ「しかも、思った以上に広いんですよ。」

シャ「全く。たかが部屋一つだけで、あんな長い廊下を作らなくてもいいじゃないの。」

ル「ここまで来るだけで体力消耗しちゃったよ。」

ため息混じりに言う皆の表情は疲れているけど、少し笑っているように見えた。

シ「ほい。五人のS級魔道士達は皆倒しといてやったぜ。」

シンが気を失っている黒ずくめの男をペンギン(・ ・ ・ ・)の横に寝かせる。

ハ「ナツ、ペギル(・ ・ ・)だよ。」

ハッピーが呆れたように言う。

ペ「赤面の吸血鬼(ブラッシュヴァンパイア)が・・・か、完敗、など・・あ、有り得ん・・・・」

ペギルはそう言い残すと気を失った。



エ「依頼完了だな。」
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