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問題児と最強のデビルハンターが異世界からやってくるそうですよ?
Mission3・@ ~Community of No Name~
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奥から注文を聞くために猫耳の少女がやってきてぺこりとお辞儀する。
「いらっしゃいませー。ようこそお越しくださいました」
「Wowワオ、こいつはまたかわいい看板娘が来てくれたもんだな。こいつは当たりの店だぜ」
「ありがとうございます。お客様もその格好、とても似合ってますよ♪」
「おおっと、接客の仕方もしっかりと心得ていらっしゃる。店もいいが、店員だって文句なしだ! 是非とも今度、個人的にお会いしたいもんだね」
すぐさまダンテは調子に乗り出すのだが、隣に座っている飛鳥に軽く肘で叩かれると「また今度な」と言って話を切り上げた。
店員としてもノリノリで楽しかったらしい。頭についている耳がピコピコとかわいらしく動いていた。
「注文はどうなさいますか?」
「えーと、紅茶を三つと緑茶を一つ。あと軽食にコレとコレと……」
『ニャーン』
「ストロベリーサンデー、一つくれ」
「はいはーい、ティーセット四つにネコマンマ、ストロベリーサンデーですね」
「……ん?」
と、猫耳少女はダンテ達の注文を聞き入れたが、少しそこにおかしなところがあった。
ティーセット四つとストロベリーサンデーはいい。しかし、ネコマンマなどこの場にいる誰も頼んでいなかったのだ。
注文を間違えたか? と三人が首をかしげる。
しかしただ一人、耀はその少女を信じられないものでも見るような目で店員に問いただした。
「三毛猫の言葉、わかるの?」
「そりゃーわかりますよー私は猫族なんですから。お歳の割に随分と綺麗な毛並みの旦那さんですし、ここはちょっぴりサービスさせてもらいますよー」
今度は、三人が驚愕して目を見開く番だった。
いったいどういうことなのかと思っていれば、その答えはとても意外なものだった。この店員は、三毛猫の言葉を理解していたのだ。
いや、それ以前に。この会話の流れなら、耀も猫の言葉を理解していたということになる。
店員以外の一同は、みな目を丸くして耀を見つめていた。
『ニャーン!』
「やだもーこちらのお客さんもまたお上手なんだから。いい男の人ばかりで羨ましいですよお二人様♪」
そのまま店員は長い鉤尻尾を振りながら、店の奥へと帰っていく。
その後ろ姿を見送ると、耀は嬉しそうに笑って三毛猫を撫でた。
「……箱庭ってすごいね、三毛猫。私以外に猫の言葉がわかる人がいたよ」
『ニャーン』
「ちょ、ちょっと待って。あなたもしかして猫と会話することができるの?」
飛鳥は動揺した声で耀に訊ねると、耀は無言でコクリと頷いた。これはジンも興味を持ったらしく、質問を続ける。
「もしかして、猫以外にも意思疎通は可能ですか?」
「うん。生きているなら誰とでも話は出来る」
「そいつは羨ましいもんだな。今
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