暁 〜小説投稿サイト〜
問題児たちと一緒に人造の邪神も異世界から来るそうですよ?
1話 邪神と人間の初接触
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・・・・っあー、ひどい目にあったなこりゃ・・・。

湖に落ちたからいいものを・・・・ん?でもこんな高いとこから落ちたら普通に死ぬよな?・・・・何か細工をされていたのか・・・

んっと、音からして俺以外に3、4人落ちたよな。


??「し、信じられないわ!まさか問答無用で引きずり込んだ挙句に、空に放り出すなんて!」

??「右に同じだクソッタレ。場合によっちゃその場でゲームオーバーだぜコレ。石の中に呼び出されたほうがまだ親切だ。」

??「・・・・おいおい、俺の唯一の服がびしょ濡れだぜ・・・・まだ地の中に呼び出されたほうがよかったな」

??「・・・・どっちも駄目ではないかしら?」

「「俺は問題ない」」

??「・・・そう。身勝手ね」

??「ここ・・・どこだろう?」


確かにここはどこなのだろうか、といっても俺はあの病院から出たことがないからどこに行っても"ココハドコ?"って言うと思うが。


??「さぁな。まぁ、世界の果てっぽいものが見えたし、どこぞの大亀の背中じゃねぇか?」

??「こんなでかい大亀が存在するのか!?・・・・すげぇなおい」

??「ニヤニヤしてこっち見ないでよ、怖いわ」


そんなニヤニヤしていたか?・・・まぁニヤニヤするのもしょうがないだろ、外に出るのも初めてだし、しかも外にはこんなでかい亀がいるとはおもわなかったからな


??「まず間違いだろうけど、一応確認しておくぞ。もしかしてお前たちにも変な手紙が?」

飛鳥「そうだけど、まず"オマエ"って呼び方を訂正して。・・・・私は久遠飛鳥よ。以後は気をつけて。それで、そこのネコを抱きかかえている貴女は?」

耀「・・・・・・・・・春日部耀。以下同文」

飛鳥「そう、よろしく春日部さん。次にそこの病人のような感じがする貴方は?」

??「病人じゃねぇよ、俺は・・・・おれ・・は・・・」


そうだ、俺はまだ自分の名前を思い出せていなかったんだ・・・


??「俺には・・・・名前が無いんだ」

飛鳥「そう・・・ではまた今度、私が決めてもいい?こった名前を付けるのには自信があるのよ。」

??「・・・・あぁ、いいぞ。」

飛鳥「ありがとう考えとくわ、よろしくね。最後に、野蛮で凶暴そうなそこの貴方は?」

十六夜「高圧的な自己紹介をありがとよ。見たまんま野蛮で凶暴な逆廻十六夜だ。粗野で凶悪で快楽主義のと三拍子そろった駄目人間なので、用法と用量を守った上で適切な態度で接してくれよ?お嬢様」


おぉ・・・こいつ、面白いな・・・・よくそんな長いセリフがそうバンバンと出てくるな。


飛鳥「そう。取扱説明書でも書いてくれたら考えてあげるわ、十六夜君」

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