第六十一話
[7/7]
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
うだが、残念ながらリズの今の体格では、ちゃん付けされるのも仕方ない面もある。……何せ、子供用サイズの服に身を包んでいることだし。
「誰がちゃんよ、誰が!」
「……ごご、ごめん!」
「実際戦闘職じゃないだろ、リズベットちゃん」
元々レプラコーンは鍛冶妖精という名前の通り、シルフとは違って戦闘には向かない種族で、レコンの心配も無理はない。
「あんたも乗っからないの! ……確かに、ショウキと同じで魔法とかは使えないけど、防戦ぐらいなら」
「リズの言ってることは本当だよ、レコン……こんな体格でも」
フロアボス戦は経験していないとはいえ、リズとてあのデスゲームを生き延びた者の一人なのだ。空中戦や魔法戦がメインのこのALOでは分が悪いだろうが、彼女の言う通り防戦ぐらいなら出来るだろう。
「……分かりました。僕一人じゃ、危ないって思ってたんです」
俺の助け舟を受けても、レコンはまだ心配そうに俺たちを見ていたが……俺たちの申し出を受けるという決断となった。自発的にスパイ捜査をと決心するのだから、レコンにはそれを可能とする技能があるのだろう。ならば後に必要なのは、人手と荒事になった際の戦力――つまり、俺たちだ。
「よろしくお願いします! ……ショウキさん、リズベットちゃん」
「だーかーら……!」
リズによる怒りの一撃がレコンに炸裂するのは、それから数秒後のことだった。
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ