第1部 SAO
4話 兄
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僕達は51層の迷宮区にいた
「なあ、これいつまで続ける?」
「兄さんが見つかるまで」
「永遠に来ない気が......」
そう、僕達はレベル上げと共に兄さんを探していた
「最近あいつ......無茶しすぎじゃね?」
「そうですね。クラインさんから聞いた事ですが......」
3日前、僕はクラインさんからある話を聞いた
最近、最前線にこもりっぱなしのプレイヤーがいると
そして、そのプレイヤーが兄さんではないかと......
原因は、7ヶ月前のあの事じゃないかと言っていたが、僕は違うと言っていた
「なぜ、そういえるんだ?」
「だいたい、7ヶ月前の事ですし、だいぶ、落ち着いてきたはずです。ただ......」
「ただ?」
「その事を思い出させるきっかけがあったなら別ですが」
「よく知ってるな」
「当たり前です。兄弟ですから」
「だよな.....とにかく、あいつかどうか確かめてくれ......俺は、仲間がいるからな」
「分かりました」
「それで、こんな事してるのか......」
「そういう、ソウさんだって、着いてきてるじゃないですか.....」
「俺は、あいつの親友で、あいつを止めるのが俺の役割みたいなものだからな」
「ありがとうございます」
「さて、急ぐか」
「はい!」
「ん?ちょっとまて!」
僕はすかさず<<索敵>>スキルを発動させる
すると、スキルの範囲ギリギリにプレイヤー反応が1つあった
「誰かいる.....」
「あいつか?」
「分かりません...でも、行きましょう!」
僕達は敏捷度MAXで走る
ちなみに速さの順番は兄さん=ソウさん>僕の順番だ
しばらく走ると、人がいた
「兄さん!」
「どうした?」
「おまえ、最近、最前線にこもりっぱなしなんだって?」
「まあな.....」
「どうして、そんな無茶を.....」
「ただの、レベル上げだ」
「そんな事あるか!最近のお前はおかしい!」
「おかしいなんて.....」
「そうだろ?レベル上げにしては尋常じゃないスピードだ」
「ソウさん!」
「いいか!お前は、たしかに強い......だけど、そうやって一人で何もかも抱え込もうとするな。
俺や、タクヤ、アスナもエギルもクラインもリズもシリカもいるだろう。
お前は一人じゃないんだから」
「ああ....そうだな.....」
「何か、あったら、相談しろよ?」
「ああ」
「さて、戻るか.....」
「そういえば、ボス部屋見つけたぞ」
「それ、早く言えよ.....]
「先に、怒鳴ったのはお前だ
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