ストライカーズ編!
エターナルロヴィータ
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よろしくね」
「三佐に狸とでも言われてこい」
「陽龍くん、減給な。じゃあ行ってきます」
はやてはそう言い残して車を走らせた。
減給・・・だと?
職権乱用反対!!
そのあとはいつも通りお昼を食べ、デスクワークをし、フォワードの午後の訓練をしていた。
「はーい、じゃあ午後の訓練終了。お疲れ様ー」
なのはが声をかけると四人はそれぞれ身支度をし、隊舎へと戻っていく。
オレはそれを眺めてから、先ほどの訓練をまとめる。
「ひーりゅーうくーん」
「んだよ急に。仕事は渡さねえぞ」
「ちっ」
「舌打ち!?」
訓練以外の仕事を欲しがるなのはに舌打ちをされながら、訓練以外の仕事をするオレ。
とても不思議な気分。
「しっかし、いい感じに仕事分担してるよな、お前ら」
まだ残っているヴィータが言う。
「ランクAのオレが訓練するよりランクSオーバーのなのはが訓練する方がいいだろ、絶対」
まとめをしながらヴィータに言い返す。
ついでにモニターを覗こうとするなのは用にジャグミングを掛けたりもする。
「ってか、お前がランクA止まりってのもおかしな話だよな。小三のときはぜってーSSオーバーだったろ」
闇の書事件の時から近くでオレを見ていたヴィータの言葉にオレは少しギクリとするが、すぐにオレは、
「あんときは子供だったんだよ」
とだけ言う。
「はあ・・・もういいや。別の話し。アイツらの訓練、もっと厳しくしなくていいのか?アタシらんときは何から何まで厳しかったじゃんかよ」
はあ・・・まったく、だから貴様はエターナルロヴィータなのだよ。
「陽龍、ふざけてっと頭かちわんぞ」
サーセン。
「ま、つまりアレだよ。怒鳴る時間があるならその分しごいてやれってこと」
「・・・なにげに鬼畜だよな、お前って」
それほどでもある。
まとめを終え、オレたちはフォワード陣と同じように隊舎に戻る。
「あ、陽龍くん、データ」
「ヤミからレイハに送っとく。いつも通り、明日の朝にならないと見れないようにしとくから。見たらオレの許可がないとモニターを開けないようにジャグミングもつけてるからな」
「ぐ、相変わらず無駄知惠の働く・・・」
「え、なに、訓練が甘い?じゃあなのはだけには特別に今でもたまに使う重りを貸してあげよう」
「却下するの!」
「仲いいよな、お前ら」
そんな呆れたヴィータの声が聞こえた。
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