ストライカーズ編!
エターナルロヴィータ
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初出動から数日。
フォワードたちも強くなってきて、個人練習に入った。
スバルにはロヴィータ。
ティアナには魔王。
エリオとキャロにはフェイトとアリシア、ついでにオレ。
本当なら二人いるから丁度いいのだが、執務官の仕事があるからオレが代わりに教えることが多い。
オレは近接戦闘、遠距離戦闘、中距離戦闘のどれもできるため、オールラウンダーとしてフェイトがいるときは順番に見てたりする。
ちなみにアリシアはなかなか減らないフェイト執務官の書類整理に追われる日々を過ごしている。
お昼寝付きで。
「全員集合ー!朝の練習終了するよー」
なのはが訓練に区切りを付け、呼びかける。
それにフォワード四人は弱々しく、けれどしっかりと返事をする。
朝から隊長陣のしごきを個人で受けながらも返事ができるとは・・・成長したな。
「フェイト隊長は忙しいからあんま練習には参加しねーけど、アタシは当分つきっきりでしごいてやっかんな。覚悟しとけよ?」
ロヴィータもといヴィータはロリな見た目に男口調というギャップ萌えを発動させながら言う。
「それからライトニングの二人はもちろん、スターズの二人も成長途中だから、くれぐれも無茶はしないようにね。あと陽龍も」
ついでにオレまで入れられた。
解せぬ。
「大丈夫、オレは基本的に何もしないから。するのは練習メニューつくったりするだけ。なのはにはやらせないから安心しろ」
「陽龍、それ胸張っていえることじゃねーけど。でもまあ、なのはには絶対にさせんなよ?」
ヴィータは九年前、オレが墜ちた時に現場にいたからか、オレやなのはに無茶をさせたがらない。
なんかもう、孫みてる気分だよね。
「じゃ、お昼にしよっか」
なのはの言葉で、オレたちは帰り支度を始めた。
六課の建物に戻っている最中、玄関で車に乗ろうとしているはやてとリインを発見する。
「あ、みんな、お疲れさんやな」
扉にかけていた手を離し、こちらを向く。
「はやてとリインは外回り?」
親離れできない子供のような雰囲気を漂わせながらヴィータが言う。
そしてなにやらヴィータに睨まれたような気もするが、きっと気のせい。
「ちょぉナカジマ三佐とお話してくるんよ。スバル、お父さんやお姉ちゃんになんか伝言とかあるか?」
名前からわかるように、はやての言ったナカジマ三佐とはスバルのお父さんのことで、お姉ちゃんはスバルの姉、ギンガ・ナカジマのことだ。
ちなみにギンガはオレとなのはがスバルを助けた同時刻、フェイトに助けられた少女だったりする。
スバルははやての提案を断り、はやてはそれにそうかとだけ言って車に乗り込んだ。
「じゃあはやてちゃん、リイン、行ってらっしゃい」
「ナカジマ三佐とギンガに
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