暁 〜小説投稿サイト〜
問題児たちが異世界から来るそうですよ? 〜無形物を統べるもの〜
乙 G
[4/4]
[8]
前話
[9]
前
最初
[2]
次話
サウザンドアイズ、白夜叉の私室。
「・・・と、そんな出来事もあり、奴等とおるのは退屈せんで良いぞ。まぁ仲良くやるのだな、ペスト。」
「へぇ、それは面白そうだねっ。」
白夜叉がペストに話しかけると、それに別の人物が返事を返した。
「ほう・・・久しぶりだのう、ヤシロ。」
「おん、久しぶり白夜叉お姉さん!そっちのペストちゃんは始めまして、かな?」
ヤシロが笑いながら話しかけるが、ペストは一切反応しない。
「それで、何のようじゃ?一輝に頼まれておるから手は出さんつもりだが、事としだいによっては・・・」
「ううん、そんな殺伐としたことじゃないよ。私のゲームをクリアした人のことを聞きたかったのと、前もって報告しとこうかな、って。」
「なにをだ?」
「近々・・・といってももう少し先、収穫祭の前くらいに、下層で勧誘活動するから。」
ヤシロはそう、はっきりと伝えた。
「よいのか、階層支配者である私にそんな事を言って?」
「うん。それに、もしかしたら伝えておけば私のゲームをクリアしたお兄さんに会えるかもしれないし。」
そう言いながらヤシロは出口へと向かって行く。
「話しはきかんでよいのか?」
「うんっ。さっきの話で十分。あとは、お兄さんに直接聞くよ。じゃあね!!」
ヤシロは元気にそう言うと、これまた元気に走り去って言った。
「さて・・・いつ一輝に伝えようかのう・・・」
そこには、面白そうに笑みを浮かべる白夜叉と、以前無口なペストだけが残った。
「とりあえず、まずはおんしじゃペスト。これに着替えよ!」
訂正。変態と、その被害者だけが残った。
[8]
前話
[9]
前
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ