暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
破滅運び来たる災厄 〜Apollyon〜
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役が移るみたい。

「はやて。もしかしてそれって・・・」

予言の事から始まって本題へと行く話。それなら今でも解読できてないはずの、残りの予言のことかもしれない。ルシルとシャルが一番気にしていた残りの部分。私は、たぶんなのは達も予言を阻止したから、残りの部分は起こらないと思ってた。

「うん。フェイトちゃんの考えとる通りかな。その解読できた予言の続きこそが、機動六課の最後の任務というわけや」

やっぱり。残りの解読できていなかった部分の事が起こるかもしれないんだ。

「その新しく解読できた部分の予言を、また阻止するのが任務なんですね」

「ちゃうよエリオ。機動六課の最後の仕事は、予言の阻止やなくて成就なんや」

「「「「「「「え・・・?」」」」」」」

(阻止じゃなくて成就させることが任務・・・?)

「んじゃ本題な。任務の内容はシャルちゃんとルシル君の撃墜。つまり私たちは、あの2人の殺害を前提とした任務に就くことになった」

「・・・え?」

今、はやては何て言ったの。誰が誰を殺すって・・・。あれ、おかしいな。私の耳がすごく変なことを聞いたような気がする。

「え? あの・・・八神部隊長? 今何て言いました・・・? その、よく分からないんですけど・・・」

「聞き間違いだと思うんですけど、今、シャルさんとルシルさんを撃墜って・・・?」

スバルとティアナが聞き返したことで、みんなが集まっている食堂がざわつき始めた。そう、はやては確かに言った。ルシルとシャルを撃墜、つまり殺すって。

「そうやけど、何かある・・・?」

何もおかしなところはないって感じのはやて。嘘でも冗談でもない。はやては本気でルシルとシャルを殺す任務をするつもりだ。

「なに・・・言ってるの・・・? はやてちゃん、何言ってるの!?」

「はやて! なんであたしらがセインテストとフライハイトを殺すんだよ!?」

「どういうことなのか説明してはやてちゃん!」

「騎士カリムやクロノ提督たちは何を考えている!? あの2人を殺害する理由など全くないはずだ!」

一気に騒然。それでもはやてとリインは落ち着き払ってる。おかしい。絶対に今のはやてとリインはおかしい。

「八神部隊長! この任務はおかしすぎます! もう一度確認してください!」

「「「八神部隊長!」」」

なのはも。シグナムも。ヴィータも。シャマル先生も。スバルにティアナ。エリオとキャロ。みんな信じられない任務の内容に混乱している。私もそう。信じたくない。どうして大切なシャルを、大好きなルシルを殺さないといけないのか分からない。

「クスクスクス」

「「「「「「っ!?」」」」」」

騒然としているのに、ハッキリと聞こえた笑い声。そ
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