第八章
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「これから宜しくね」
「こちらこそのう」
敦史は自分もほっとしている顔になって優子に答える、自分に素直になれたことがこの結末そしてはじまりに至ったことに喜びつつ。
そのうえでだ、こう優子に言った。
「ここに何時までいても仕方ないからのう」
「だからよね」
「出るか、そうしようか」
「ええ、それじゃあね」
優子も敦史に応える、そして一瞬で晴れやかな笑顔になって彼と共に体育館裏を後にした、恋の矢は見事に二人の心に突き刺さっていた。
恋の矢 完
2013・9・28
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