暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
予言成就への序曲 〜Nightmare〜
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ルからの、アリサ本人の目の前での堂々宣言。
「あ、ずるい! あたし達も組むわよ!」
4位ピー〇姫操るすずかと結託するアリサ。
「いいだろう。アリサ、君の無敗神話はここで潰える・・・!」
2位ヨッ〇ーを操る私が、1位ル〇ージのアリサを追いあげる。後ろには同盟を組んだク〇パのシャルがいる。これはもうほとんど勝ったも同然の展開だ。
「よっし。ミドリこうら!」
「ふふん、こっちはパイよ!」
シャルとアリサが同時に妨害アイテムを手に入れた。あとは私が邪魔にならないように射線上から退避、シャルとアリサが共倒れした隙に抜いてゴール。完璧だ。シャルと同盟を組んでいて正解だった。2人が同時に発動した妨害アイテムは見事に・・・
「「よっしゃぁ!」」
「なにぃぃぃぃぃぃぃ!!?」
前後から私のヨッシ〇にぶつけられた。
「「いえぇーい!!」」
パイで前が見えなくなり、しかもその直後に甲羅でスピンした私の〇ッシーを軽々抜いていく〇ッパと、すずかのピ〇チ姫。しかもシャルとアリサは、勝ちは決まったというようにハイタッチは決める。
「裏切ったな!」
堂々と同盟宣告したかと思えば堂々と裏切りやがった。
「え〜? 裏切ってないよぉ。だってルシルと組むって一言も言ってないし」
「はぁ!? 明らかに私に視線を向けてただろ!?」
「それだけじゃん。ルシルって言ってないもん」
「あたしもすずかと組む、なんて言ってないわよ。ね、すずか?」
「う、うん」
「どっちにしてもアリサを潰す同盟だったろうが! 明らかに謀って、裏切ったんだ!」
「んー、じゃあ表切ったんだよ、私」
「意味不明!」
「えー、じゃあ横切った」
「言い方の問題じゃねぇぇぇぇぇ!」
この後いろいろと奢らされた。午前中はそんな散々な時間だった。一応楽しいとは思ったが。ま、口には出さないがな。
「じゃあ今度は翠屋ね」
ここでアリサからの提案。元から行く予定だったし、時間としても昼の13時少し過ぎとちょうどいい時間だ。
「いらっしゃ――シャルちゃん! ルシル君!」
「お久しぶりです、桃子さん! 士郎さん!」
いつ見ても若いなぁ、士郎さんと桃子さん。どんな遺伝子だ。
「お久しぶりです」
私もシャルに続いて挨拶をし、翠屋店内へと進む。アリサ、すずかも続いて入店。店の奥の4人掛けのテーブルへと向かう。すでに店内に居た客から視線が集中するがもう動じることはない。それだけの経験を積み重ねてきたのだから・・・。くっ、綺麗とか言わないでくれ。
「わぁ、本当に久しぶり♪ 元気にしてたシャルちゃん、ルシル君」
「はい! 桃子さんも相変わらず美人でお元気そうで♪」
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