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魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
予言成就への序曲 〜Nightmare〜
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イン。早速、明日のパーティに必要なもんの準備や」

「了解です♪」

シャルちゃんとルシル君の驚く顔が今からでも思い浮かぶなぁ。

「何を贈ろかなぁ・・・?」

†††Sideはやて⇒ルシリオン†††

「シャルちゃん! ルシル君!」

「久しぶり、すずか!」

「久しぶりだ。元気そうでなによりだよ、すずか」

「うん! ルシル君も随分逢ってないけど、元気そうで良かった!」

転移先として借りたのは月村家の庭。以前の出張任務でも借りたらしい。まぁ管理外世界である地球にトランスポーターがないのだから、事情を知る者の土地を借りるのが真っ当なことだろう。で、そんな私たちを迎えてくれたのがこの家の住人の1人、月村すずか。シャル達の大親友の1人で、その当時、関わり合う時間が少ない私ですらいつの間にか親友扱いしてくれた女の子。この子ほどの大物はなかなか見ない。

「ありがとね、すずか。庭を借してくれて」

「ううん、どういたしまして。そうだ、シャルちゃんとルシル君はこれからどうするの?」

「ある程度は決めてきたんだけど、周る順番とかは全然」

「あはは。シャルちゃんの計画性のなさは変わっていないんだね」

「あ、言ったなぁ。このぉ!」

「ひゃぁ!?」

シャルがはやてから学んだスキル・・・まぁ何というか、女性の胸部を・・・だ。まったく、くだらないスキルを身につけてどういうつもりだろうかと常に思う。

「って、なに黙ってすずかとシャルを見てんのよあんたは!?」

「ぐはぁっ!?」

いきなりの背後からの奇襲、飛び蹴りを受けた私は不覚にも前のめりに吹っ飛んだ。

「アリサ!」

「ぅあ・・・あ・・・アリサちゃ・・・ん・・・!」

「やっほー、久しぶりシャル! ていうか、いつまですずかの胸揉んでんのよ!」

「それより先に私に謝るべきだと思う。謝罪を要求するぞ、アリサ」

「フンッ、シャルを止めないばかりか黙って見ているあんたへの罰よ、今のは」

私を背後から蹴飛ばし、ふんぞり返っているのがもう1人の親友、アリサ・バニングス。初めて会った頃から気さくな態度をとる元気印の女の子だ。その2人は今では大学生。月日が流れるのは実に早い。それから私とシャルはテラスに案内され、本当に久しぶりな茶会が催された。ファリンさんのドジっぷリも健在だった。神がかり的なドジっぷリだ。

「にしても、すずかは兎も角として、アリサもやはりお嬢様だな。お茶を飲む仕草に隠れた優雅さがある。本当に信じられない」

「信じられないのは、堂々と本人の目の前でそんなことを言うあんたの頭の中よルシル!」

「あはは、確かにルシルの言う通りだ♪」

「ああもう、この馬鹿姉弟!」

「な、アリサ。シ
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