暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
予言成就への序曲 〜Nightmare〜
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てるけど、ルシルは全然帰ってないから」
地球でロストロギアが発見されたということで、ちょろっと海鳴市に戻ったことがある。その時は仕事でのんびりは出来なかったから、偶にはのんびりするために帰るのも悪くない。だからさっきルシルと決めた。
「じゃあ翠屋に寄ったりする?」
「当然! 桃子さんのデザート食べに行くに決まってるでしょ♪」
「そっかぁ。でもシャルちゃん。お母さん結構気にしてるんだけど、シャルちゃんがホームステイの時みたく桃子母さんって呼ばれたいって」
「あー、でも恥ずかしいんだよねぇ、今となったら」
確かになのはの家にホームステイとして住まわせてもらっていた時、私はなのはの御家族をそういう風に呼んでいた。けど、偽りの家族として連れてきたフライハイト家に戻った頃からさん付けに戻した。あのときの桃子さんのガッカリようはすごかったなぁ。
「それならついででもいいんだけど、エイミィ達にも会ってきて。ルシルとシャルって、カレルとリエラと直接会ったことないでしょ?」
「あー、うん。映像でしか観たことないね、確かに」
カレルとリエラ。あのクロノとエイミィの子供だ。うん、フェイトの言う通り少しエイミィのトコに顔を出そうかな。それからいつも通りの会話をしながら朝ご飯を済ませる。
「さて、ごちそうさまっと。じゃあシャルロッテ・フライハイトとルシリオン・セインテスト・フォン・フライハイト、これより2日間の休暇に入ります」
「うん、いってらっしゃい」
「「「「いってらっしゃい!」」」」
「おみやげは翠屋の、ね」
「うん、了解♪」
こうして私とルシルは、始まりの世界・地球に帰ることになった。
†††Sideシャルロッテ⇒はやて†††
「・・・了解です。報告ありがとうございますです。はやてちゃん、シャルさんとルシルさんが隊舎を後にしました」
「ん、了解や」
私はシャルちゃんとルシル君に休暇を出した。期間は今日1日と明日の午前中。なんでそんな半端な期間にしたんか、それにはもちろん理由がある。
「明日ですね。シャルさんとルシルさんのお誕生日は」
リインの言ったそれこそが最大の理由。4月12日はシャルちゃんとルシルの誕生日。主役の2人を六課から遠ざけて、その間に誕生日会の準備をしようという計画や。明日のお昼に帰ってきたところで2人を驚かせる。うん、ナイスアイデアや。
「そやなぁ。派手にお祝いしたいな」
「そうですねー。お2人にはお世話になりましたし」
ここ2年は2人ともおらんかった。その2年の内の私たちの誕生日会には連絡してくれるくせに、自分たちの事になると全然アカンかった。そこは2人らしいけど、やっぱりちゃんとお祝いしたい。
「ん。じゃあリ
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