暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
予言成就への序曲 〜Nightmare〜
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ャル、もういい。許すよ」
「え? ホント? 良かったぁ。実は、ルシルの幼児化の画像を私のプログに載せたんだぁ。だってすごく可愛かったし、ロリロリなルシルってば最高だったんだよ?」
「・・・(シャルは今何て言った?)」
「見て見て! ゴスロリルシルを張ったら、アクセス件数がうなぎ登り! いやぁ、すごいねホント。ほらほら、お嫁さんにしたぁーいってスレが――」
「お前ぇぇぇぇぇーーーーッッ!」
「おおぅ!?」
ネットに一度流出したものは完全に削除できない。だというのにこの馬鹿、超絶ウルトラ級破滅的大馬鹿は堂々と張り出しやがった。
「ま、まさか本名とか出してないだろうな!?」
いくら本当の私とは全然違うとはいえ、私の名前を出されたら最悪だ。
「・・・」
「・・・何だその沈黙は?」
目を逸らしながら沈黙を貫くシャル。いやいやいやいや、頼むから出してないと言ってくれ。
「フフ、出っしてませぇ〜ん☆」
「っ!」
ここまでシャルに殺意を持つのは・・・あぁいつものことか。
「フンッ!」
「あいたぁっ!?」
思いっ切りシャルの頭上に拳骨を落としてやった。
「痛っっっったぁぁぁぁーーーーい!! 何するの急に!? 許すって言ったじゃん!」
「ふざけるな! そこまで勝手されて許す人間がいれば是非会ってみたいわ!」
そこまでの聖人君子がいるなら是非にお会いして話し合ってみたい。
「いいじゃない、人気者としてなんだし」
「お前は全然懲りてないな! というかお前の辞書に反省って言葉はあるのか!?」
昨日は散々ゴスロリ着せて罰したというのに、この馬鹿は全く堪えた様子じゃない。
「あ・た・り・ま・え? 反省は大事だからね、人間にとってもさ」
「その割にお前が反省しているようには見えないんだが!?」
「あー、それはルシルの目が節穴とかガラス玉だからじゃないの?」
「意味判らん! というかかなり失礼だな!」
「ルシル、ちょっと最近怒りっぽいよ? ちゃんとカルシウム摂ってる?」
「私を怒らせる最大の原因が何を言う!?」
「はいはい。お姉ちゃんと後で一緒に牛乳飲もうねぇ」
「くああああああ!」
今日も今日とて私はシャルに遊ばれるのだ。
†††Sideルシリオン⇒シャルロッテ†††
「――で、シャルちゃんとルシル君は、今日と明日の2日休暇だっけ?」
「そうだよ。今日1日と明日の午前中ってことだけど」
食堂でなのは達と合流。話題は私とルシルの休暇についてだ。
「シャルさんとルシルさんは、どう休日過ごすんですか?」
「ん? うん、ちょっと地球に里帰りにね。私はみんなとの出張で一度帰っ
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