暁 〜小説投稿サイト〜
優雅な謀略
第五章
[2/2]

[8]前話 [9] 最初 [2]次話

「そうなればですか」
「貴国も脅かしますが」
 このことを言うのだった。
「そしてイギリスの存在もあります」
「東と北からですね」
 フランスから見てだ、夫人はカウニッツに応えながら自身の頭の中でフランスを中心とした欧州の地図を描いていた。
 その地図の中でプロイセンとイギリスを見つつカウニッツに応えたのだ。
「そうしてきますね」
「そうなれば脅威では」
「それで我が国を助ける為にですか」
「こうして私が奥様の下に来たのです」
 言いながらだ、カウニッツは右手で二人が今いる部屋の奥を指し示した、するとそこにはこれ以上はないまでの見事な毛皮があった。
[8]前話 [9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ