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無限の太陽
第五章
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としてターニャに笑顔で答えた。
「それでね」
「そうなのね、じゃあもう少し経ったらね」
「もう少し?」
「そう、もう少しでね」
 それでだというのだ。
「もう一ついいことがあるから」
「そっちも楽しみにしていていいんだね」
「いいわよ、存分にね」
 ターニャはゲンナジーの言葉ににこりと笑って答えてきた、そして。
 秋になるとだった、ターニャはゲンナジーにあるものを出してきた。それは何かというと。
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