暁 〜小説投稿サイト〜
無限の太陽
第一章
[2/2]

[9] 最初 [2]次話
ャガイモだ」
「ジャガイモはうちの守り神だからね」
 ここでまたジャガイモを言う両親だった。
「これからもどんどん作るぞ」
「それで売るわよ」
「それで生きるんだね、うちは」
「ソ連の頃とはまた違うからな」
「そう、あの頃とはね」
 両親はもうロシアでも歴史になっている頃のことも言った。ゲンナジーの幼い頃に崩壊してなくなった国である。
「コルホーズとかソフホーズと違うからな」
「作って皆に売る時代だから」
「だからいいものを沢山作って売らないとな」
「生きていけないから」
 それでだというのだ。
[9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ