ストライカーズ編！
レリック
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、エリオとキャロは忘れ去られていた新型ガジェットと戦っていた。
｢じゃあハル、レリックも回収したことだし、トーヤくんと合流するよ？」
｢あれ、ナツキは？」
｢ナツなら別の車両でコレ探してる。トーヤくんがもう連絡して合流してるんじゃないかな」
二人はそう言って割られた窓に近づく。
とみせかけ、二人の目の前を通っていく影があった。
ガジェットと戦っていたはずのエリオとキャロだった。
どうやらエリオがガジェットに捕まり、外へと捨てられたのを助けようとキャロが飛び出したらしい。
｢・・・えっと、アキラ？」
｢・・・助けたほうがいい・・・かな？」
｢あ、いや、そっちは大丈夫だと思う。彼女、召喚士みたいだから」
ハル（仮）の言葉にアキラ（仮）は不思議そうな顔をする。
｢あははー」
ハル（仮）は先程までレリックを持っていた手をブラブラさせる。
その手にはレリックはない。
｢落ちちゃった☆」
アキラ（仮）の声と共に、本来の姿を取り戻したらしいフリードと、キャロのサポートを受けたエリオの声が重なった。
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