ストライカーズ編!
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スバルのローラーを見てみると煙が発生していた。
おーおー、見事に壊れたな。
「オーバーヒートかな?後でメンテスタッフに見てもらお?」
ローラーを手に抱えたスバルに、なのはが言った。
「そういえばティアナのアンカーガンもそろそろ厳しいんじゃないか?さっき訓練中に失敗してたろ?」
オレはさっきあった練習で、ティアナがスバルの援護に遅れていたことを思い出す。
「はい・・・騙しだましです」
「んー、陽龍くん」
「まあいいんじゃないか?全員訓練にも慣れてきたみたいだし、実践用の新デバイスに切り替えても」
「新・・・」
「デバイス・・・?」
「じゃあ一旦寮でシャワー使ってからロビーに集まろうか」
訓練スペースを離れながら、今後の予定を話していると、どこかで見たことのある車を発見する。
あれって確か・・・。
「フェイトさん、八神部隊長!」
キャロが車の窓(?)から見えた二人に声を上げる。
「エリオ、キャロ、ごめんね?私は二人の隊長なのにあまり見てあげられなくて」
フェイトが二人に申し訳なさそうな顔を向ける。
それに対し、二人は大丈夫だと伝える。
「全員しっかり練習についてきてるし、大丈夫だぞ。いつ出動があっても突き出せる」
「陽龍、それ、どこに・・・?」
フェイトと同じようにちょっと引いたような顔をする四人。
ちょっとー、そういう顔はいけないんぞー。
「二人はこれからどこかにお出かけ?」
今までの会話をなかったことにするかのように、なのはが話を変える。
「うん。ちょっと六番ポートまでね。ちなみにアリシアはリインと一緒にお昼寝中。少ししたらお仕事再開すると思うけどね」
ついでにアリシア、中学までは普通にオレたちと変わらない生活をしていたのだが、最近になってお昼寝がかかせなくなった。
あれか、精神が身体に引きずられちゃってるのか。
ちなみにリインのお昼寝は昔から。
「協会本部でカリムと会談や。夕方には戻るで」
はやてが言うカリムとはカリム・グラシアのことで、協会を纏めている偉い人のこと。
説明が短いのはメンドくさいからじゃないんだからねっ!
ただ単に飽きただけなんだからねっと、無駄なツンデレを発揮してみたり?
「私はお昼には戻るから、一緒に食べようか。その時にはアリシアも連れてくるし」
「ほんならなー」
フェイトたちはそう言って六番ポートへ向かって行った。
「わぁ、これが!」
「私たちの新デバイス・・・ですか?」
フェイトたちと別れたあと、オレたちはメカニックの一部にある、通称デバイスルームにいた。
そこにはさっきの訓練で壊れたデバイスの代わりになる、新しいデバイスたちが置かれている。
「そうで
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