ストライカーズ編!
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機動六課が設立してからもう二週間が経過する。
任務で出かけるようなことはまだないが、その分フォワードたちは自らを磨いている。
まだ練習の第一段階だが、それでも少しずつ前へ、前へと進んでいる。
オレが作っている練習メニューも、文句言わずにしがみついてでもクリアを続けた。
そんな感じで、フォワード陣はいつか来る任務に備えていた。
そしてオレやなのは、フェイトにアリシアにはやては、新たな生活にも慣れ、仕事に尽くしている。
「じゃ、行こうか」
<はい、ヒリュー>
オレはヤミを手に、部屋を出た。
「はい、集合ー!」
早朝訓練の最中、バリアジャケットを来たなのはが言う。
するとフォワードたちは急いで集まる。
四人の服はオレの考えたメニューと、なのはのしごきによってところどころ汚れている。
見ただけでも辛く、そして頑張っていることが分かった。
「じゃあ本日の早朝練習、最後の一本。みんな、まだ頑張れる?」
「「「「はいっ!」」」」
「なら、シュートイベーションをやるよ。レイジングハート」
<了解。アクセルシューター>
シュートイベーション。
それはただ単に、なのはの攻撃を被弾なしで五分間避けきるか、なのはにクリーンヒットを入れるか。
どちらかを成功させないと終わらない特訓。
ちなみに誰かひとりでも被弾したらやり直しという鬼畜設定。
疲れきっている四人に、なのはの攻撃を避けきる、もしくはクリーンヒットが入れられるのか!
「それじゃあ、レディ・・・ゴー!」
なのはは合図と同時に四人にシューターを当てに行く。
が、流石にそれに当たるほど四人も弱くはない。
それぞれがしっかりと避け、なのはに一撃を充てるために動き出した。
大体十分が経過した頃。
多少のトラブルがあった気もするが、なんとかエリオがなのはに一撃を当て、その日の早朝練習は終了した。
なのはは下に降り、バリアジャケットを解除する。
オレは頃合を見てみんなに近づく。
「さって、それなりにチーム戦にも慣れてきたみたいだな。ティアナなんかは指揮官訓練受けてみてもいいんじゃないか?」
「い、いや、戦闘訓練だけでいっぱいいっぱいです」
半分位冗談で言った言葉に、ティアナは丁寧に返す。
うん、まあ流石に今の段階で普段の練習+指揮官訓練は辛いよな。
「キュク?」
そんなことを思っていると、キャロの召喚獣であるフリードリヒ、通称フリードが首をかしげる。
「あれ、なんか焦げ臭いような・・・?」
エリオが言ったように、どこからか鉄が錆びたような、焦げたような匂いがする。
その匂いの発生源を探していると・・・。
「スバル、あんたのローラー!」
「え?あ、あぁー!」
ティアナの声が聞こえ、
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