第四章
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のお陰だよ」
二人が交際をはじめられたのはとだ、雅道は笑顔で言う。
「本当によかったよ」
「じゃあ俺もやってみるか」
「俺もな」
雅道に話す彼等はここで言うのだった。
「それで好きな娘と結ばれるんならな」
「やってみるか」
「そうだな」
こう話してそしてだった、彼等も菖蒲のことを思うのだった。
雅道もだ、こうも言った。
「じゃあ俺もな、やってみるか」
「ああ、源氏池に行ってな」
「そうしてみるか」
彼等もまた満月の池に行くのだった、そしてそれぞれの恋愛を適えるのだった。源氏の君がそうした様に。
水辺の菖蒲 完
2013・10・19
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