暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
他人の不幸は蜜の味という興味深い論について
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否定できない。ルシル・・・本当に可愛いよ」

ほら、なのはとフェイトもメロメロになってるし。昔と今じゃ感性が違うということだ。そして医務室を出て、部隊長室に向かう途中・・・・

「きゃあああああ! 誰ですかその可愛い子はぁぁぁぁーーーー!!」

いきなり見つかった。

「可愛い! この子、もしかしてルシルさんの妹さんか何かですか!?」

「見て、このサラサラな銀髪! 羨ましい!」

「も、もしかしてフェイトさんとルシルさんのお子さんですか!?」

「違っ、あの、えっと、この子は・・・だから、その・・・あー・・・『どうしよう。教えた方がいい・・・?』・・・そのね・・・」

ゴスロリルシルに群がるのは、シャーリーとアルトとルキノのトリオだ。そのトリオから怒濤の質問攻めを受け始めたフェイトからのSOS念話。というかシャーリーが何気にすごいことを言ってるよ。ルシルとフェイトの子供だとか。

『う〜ん、巨大化についても知ってるし、ルシル君が子供になったって言ってもいい気も・・・』

『うん、今さら小さくなったって言っても動じないかもね』

「『じゃあそうしようか』・・・実は――」

かくかくしかじか。

「うっそ! この子がルシルさんなんですか!?」

「巨大化の次は子供化ですか!? あーでも可愛いから何でもいい!」

「ちょっと2人とも! どんなに可愛くてもルシルさんなんだよ!? 失礼過ぎ!」

トリオもゴスロリルシルにメロメロ。もしかして誘惑の呪とか使ってるんじゃないかってくらいに。

「いや、でもどうかなぁ? 今のルシル、記憶飛んでるし」

「「「・・・記憶喪失!?」」」

はい、盛大なリアクションありがとうございます。記憶障害についても説明。

「なるほど。だから女装させられても怒らないんですねぇ」

「あれ? でも自分の事を憶えているんでしたら、やっぱり怒るんじゃないんですか?」

「そうですよねぇ。もしかすると別のところで記憶に障害があるんじゃないんですか?」

「「「あ」」」

言われてみればそうだ。さっきシャマルが質問して返ってきた答えをそのままにしていたけど、もしかしたらルシルにはまだ他の記憶が飛んでいる可能性がある。だからこんな女の子っぽい言動とかしているんだ。

「えっと、ルシル。自分の事で何を知ってる? お名前とか」

「?? ルシリオン・セインテスト・ア――」

急いでルシルの口を塞ぐ。契約(メンタルリンク)の儀式の時とは違って、今“アースガルド”を名乗らせるのは少しまずい気がするからだ。何せ昔――子供時代とは違って、今のなのは達なら調べられるはずだ。まだバレたくない。もう少しこのままで、みんなと一緒に過ごしたい。

「ど、どうし
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