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魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
他人の不幸は蜜の味という興味深い論について
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れない。ていうか、どこからナースウェアなんて取り出したの? それ以前に女物じゃん。・・・あ、女装・・・か。フフ。

「シャマルはダメ。なんか危ないから」

「ああん、ひどーい!」

「ルシル君。そのー、お仕事できるってことだけど・・・」

「うん、なんでも出来る!」

可愛いなぁこんちくしょーっ!! これで男だっていうんだから世の中絶対おかしい!!

「まずは、はやてちゃん達に説明・・・だね」

「簡単な仕事ならいいのかな・・・?」

それから私たちは子供ルシルを連れて、はやての居る部隊長室まで行くことになった。

「えっと・・・よろしくね、ヴィヴィオ・・・」

「え、あ、うん・・・」

子供ルシルとヴィヴィオの初コンタクト。やっぱりヴィヴィオは戸惑っているようだ。まぁいきなりパパが自分より少し年上の子供になれば当然かな。

「・・・あ、シャマルはお仕事がんばってね〜!」

「フライハイトちゃん、ひど〜い」

本気で涙目なシャマルとは一度ここでお別れ。だって仕方ない。ここは医務室で、シャマルは医務官なんだし。

「あの・・・服・・・どうすれば・・・?」

「あ、そっか。ちょっと待って。我が手にたず――」

シーツに包まった子供ルシルを見て卒倒するかと思ったけど、そこをなんとか耐えて、魔力で服を作りだそうとした時、

「はぁはぁ、シャマルお姉ちゃんが用意し――あうん!?」

興奮しているシャマルを本気で危険と判断した私は、手刀で強制睡眠の刑に処した。

「「・・・」」

なのはもフェイトも仕方ないって顔してるし、このまま放っておこう。

「我が手に携えしは確かなる幻想」

魔力を好きなように編め、物質化出来る術式を使用。

「シャルちゃん、なんでこんなフリフリでゴスロリチックな服を・・・?」

作るのはもちろん、女の子用の服。銀髪オッドアイなルシルには絶対似合うゴスロリ。色はもちろん黒一色。アクセントは胸元の赤い大きなリボン。

「じゃあこれ着て〜♪」

「え、あ、はい・・・」

フフフ、まさか何の抵抗もなく受け取るなんて・・・わぁ〜い!

「か、髪型はどうしようか・・・?」

ツインテール? ポニー? 縦ロール? サイドアップ? それともツーサイドアップ?

「なのはママ。シャルさんがこわい・・・」

「シャルもシャマル先生に負けじ劣らずの危険人物かも」

「あはは・・・」

結局、以前したようにツインテール。そして今日判ったことがある。それは子供としての視点と大人としての視点では違いが生まれるということ。10年前、ルシルを強制的に女装させたときとは違う高揚感が今はあるからだ。

「ルシル君、可愛い・・・」

「ひ、
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