暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
他人の不幸は蜜の味という興味深い論について
[4/8]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
あげて」
「「えっ!?」」
「??・・・なのはお姉ちゃん、フェイトお姉ちゃん」
「「っ!」」
ルシルのお姉ちゃん口撃を受けて、なのはとフェイトも深刻なダメージを負った。ルシルに抱きつこうとしているのをなんとか理性で押し止めているのが手に取るように判る。
「どう2人とも」
「す、すごかった」
「う、うん。確かにお姉ちゃん口撃は必殺かも」
なのはとフェイトも完全に落ちた。
「えっと・・・あの・・・」
子供ルシルが少し戸惑いながら声を掛けてきたんだけど・・・。さて、どうしたものか。一刻も早くサクランボの効果を打ち消す方法を見つけるのが先決か。それともしばらく子供ルシルで楽しむべきか・・・。
「・・・ふぅ、究極の二択ね」
「??? シャルお姉ちゃん?」
「ぐはぁっ!」
思わぬ奇襲口撃にクリティカルダメージ、かいしんのいちげき、こうかはばつぐんだ。
「はぁはぁはぁ・・・」
「??」
そ、そんな潤んだ瞳で見つめてこないで、ルシル。お姉ちゃん耐えられないよ・・・。
「どうするの、フライハイトちゃん?」
「あ、シャマル先生おかえりなさい」
ルシルの可愛さに悶えていたシャマルが復活してそう聞いてきた。
「か、解決法を探す。時間は掛るかもしれないけど、ね。今のルシルは最高だけど、隊舎で遊ばせていたら女子は悶絶、男共は犯罪に走るかもしれないし」
さすがに記憶がとんでいる最中に貞操の危機というのも可哀想だ。まぁ襲うのが男共だけとは限らないけど。どの道危険であることには間違いない。
「じゃあヴィヴィオと一緒にアイナさんに預ける?」
「う〜ん、その方がいいかも」
「わ、私もお仕事できます! っうぁっ!?」
左手を全力で上げたことで上の服がズレ落ちそうになり、それを慌てて直そうとするから勢い余ってコテンと転倒。すぐさま起き上がるんだけど、恥ずかしさの所為か顔が真っ赤。
「「「「くはぁっ!」」」」
私、なのは、フェイト、シャマルが一斉に反り返る。強烈すぎる。HPが10%切ってピコンピコン鳴り始めやがった。くぁ〜、こんな子供ルシルのドジっぷリを見て鼻血を吹かない私たちは勇者だ。
「なのはママ!? フェイトママ!?」
「だ、大丈夫だよヴィヴィオ。なのはママは強いから」
何に強いから大丈夫なのかはツッコまない。
「う、うん。ヴィヴィオもすごく可愛いから大丈夫」
内容がどこか飛んでるよフェイト。
「ね、ねぇセインテスト君。シャマルお姉ちゃんと2人でお仕事しようか〜」
シャマルはもう
危険域
(
レッドゾーン
)
に一歩も二歩も大きく踏み込んでいるようだ。犯罪者予備軍に仲間入りしていると見ていいかもし
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ